多数のクリップを一つのクリップに編集するときの問題点

[KAMEKAMEHA]

Adobe Premiere Elementsで、多数のクリップを編集して一つのクリップに仕上げています。

　元となるクリップは複数のシーンからなっていて、その中から特定のシーンを切り出して取込みます。取込むシーンはその始まりから終わりまですべてのフレームを取り込むよう、INとOUTを設定しています。

　ところが、編集後のクリップを見ると、ひとつのシーンの最後のフレームに、元のクリップから取込んだシーンの次にあったシーンのトップのフレームが丸々入っていたり、取込んだシーンの最後のフレームとその次のシーンのトップのフレームがオーバーラップしたような状態になっていることが時々発生しています。現在はAdobe Premiere Elements 2019と使っていますが、以前使っていたAdobe Premiere Elements 9のときから起こっていました。

　現在は、編集結果を見て上記のようなフレームが見つかると、取込むシーンの最終フレームを1フレーム分削って編集しなおしていますが、編集し直しなしで編集する方法はないものでしょうか、お伺いします。

[150kw]

こんにちは、KAMEKAMEHAさん

＞元となるクリップは複数のシーンからなっていて、その中から特定のシーンを切り出して取込みます。

記載内容を理解するのは大変難しいのですが、

行おうとしているのは下図に示したようなものでしょうか。

また、症状は時々、ビデオトラックのCシーンのクリップの最後のフレームに

・元のクリップのDシーンのトップのフレームが入っている。

・または、元のクリップのCシーンの最後のフレームとDシーンのトップのフレームがオーバーラップしている。

ということでしょうか。

異なる箇所があればご指摘ください。

また、①～③の情報をください。

①「元のクリップ」は、DVカメラで撮影したものですか、またはPremiere Elements等から.mp4ファイル形式等で書き出したものですか。

②「特定のシーンを切り出して取り込む」とは、Premiere Elementsとは別のソフトで切り出してからPremiere Elementsに取り込んだのですか。

③映像素材仕様（フレームサイズ、インターレースかプログレッシブか、フレームレート等）やプロジェクト設定内容を教えてください。プロジェクト設定が分からなければ、メニューの「編集」→「プロジェクト設定」→「一般」を選択し、開いた「プロジェクト設定」ウィンドウのスクリーンショットを提示ください。

それから、このコミュニティフォーラムは「Premiere Pro」用です。「Premiere Elements」用は近くにありますので、次回からはそちらでお願いします。今回は担当の方が気づけば、移動して下さると思います。

[KAMEKAMEHA]

(普通のメール返信でよいのかわかりませんがとりあえずここに返信をお届けします。)

150kwさま、ご教示ありがとうございます。

https://forums.adobe.com/servlet/JiveServlet/downloadImage/2-10727814-1614254/900-207/pastedImage_5.png

にお示しの通りで、元のクリップからCシーンからその最初のフレームをIN、最後のフレームをOUTとしてビデオトラックにはめ込みます。

　問題はビデオトラックに出てくるCシーンの最後のフレームにDシーンの最初のフレームが入っていたり、Cシーンの最後のフレームとDシーンの最初のフレームがオーバーラップしたようになっていたりすることがあるというわけです。

　なお、Cシーンの最初のフレームにBシーンの最後が混じることは経験していません。

　次に、

質問①：　地デジ放送ビデオから特殊な手段で編集可能にしたもの。(違法手段でしょうけれど無視してください)

質問②：　切り出しからストリーミングまですべてPremiere Elementsを利用

質問②：　添付ファイル(プロジェクト設定.png)

                                            KAMEKAMEHA

[150kw]

こんにちは

＞普通のメール返信でよいのかわかりませんがとりあえずここに返信をお届けします。

メール返信ではなく、コミュニティフォーラムから返信しましょう。

下記リンクから「Adobeジャパンフォーラム」を開き、対象のアイコンをクリックしてコミュニティフォーラムに入ります。11/6 PM2:30現在、KAMEKAMEHAさんの投稿は、「Premiere Pro」コミュニティフォーラムにあります。本来は「Premiere Elements」コミュニティフォーラムですので、係の方が移動して下さるかも知れません。

コミュニティフォーラムでご自身の投稿を開き、最後の書き込み欄の右下にある「返信する」をクリックすると書き込み欄が開き、返信文を書いた後、左下にある「返答を追加」をクリックすると送信できます。

ジャパンフォーラム

また、下記リンクもご一読ください。

Adobe Japan Forumsへようこそ！

＞質問②：　添付ファイル(プロジェクト設定.png)

メールですと、確か添付ファイルは表示されないと思います。ですから添付ファイルの内容が分かりません。

コミュニティフォーラムなら、画像をコピー＆ペーストすることが出来ます。

私、Premiere Elements 2019から、複数クリップからなる編集結果を.mp4ファイル形式で書き出し、それをPremiere Elements 2019に読み込み、必要なシーンにトリミングして確認してみましたが、ご提示のような症状は再現できませんでした。

推定ですが、「特殊な手段」が影響しているのではないでしょうか。

対応としては、

上図の例で言えば、トリミング時にCシーンのOUTポイントを1フレーム詰めるということでいかがでしょうか。

[KAMEKAMEHA]

150kwさま、重ねてのご教示ありがとうございます。

>上図の例で言えば、トリミング時にCシーンのOUTポイントを1フレーム詰めるということでいかがでしょうか。

　ご提案の方法はこれまで実施していました。ただ、その場合、出来上がった編集結果を見直して問題のあるシーンを見つけなければならず、手間がかかっています。この手間を何とか避けられないかと考えています。

[150kw]

いちいち場面を確認するのは面倒でしょうから、トリミングする全ての場面で前もって詰めるのはだめですか。

[KAMEKAMEHA]

できるだけ全フレームを取り込みたいと欲張っているものですからそうやっています。

他に方法がなければ今の方法しかないと諦めて続けるようにします。

[eight88]

横から失礼いたします。

状況から察するに、元のクリップが並べられているシーケンスAと

マスターのシーケンスBのフレームレートが違うことが原因ではないでしょうか。

例えば

シーケンスAのフレームレート29.97

シーケンスBのフレームレート23.976

もし上記原因であれば、シーケンスBのフレームレートを

シーケンスAと同一に合わせることで解決されると思います。

もし書き出しのフレームレートが決まっている場合は

最終書き出しの際にご希望のフレームレートに指定して変換すれば大丈夫です。

※動画の尺は若干変わってしまうのでご注意ください。

[KAMEKAMEHA]

eight88 さま、コメントありがとうございます。

フレームレートは元のクリップ、編集後のクリップともすべて29.97です。

[eight88]

フレームレートは一緒だったんですね。

ちなみに念の為の確認ですが

元クリップだけでなく、配置シーケンスも同様の29.97でしょうか？

テレビからのキャプチャ素材ということなので

変換時での問題の可能性もあります。

59.94iの奇数フィールドに設定することはできそうでしょうか？

また、シーケンス設定もそれに合わせると問題が解消される可能性があります。

[KAMEKAMEHA]

eight88 さま、重ねてのコメントありがとうございます。

>59.94iの奇数フィールドに設定することはできそうでしょうか？

　これは可能かどうか、その方法がわかりません。

　奇数偶数と言われることに関連して、デジタルテレビ方式の知識がないのですが、アナログの時代にはインターレースによりフレームが2フィールドから構成されていました。これと関係があるのでしょうか？

　本件の、シーンの最後のフレームに次のフレームとが混在するのは、もしアナログ方式と同様に１フレームが２フィールドから構成されているならこういうことがあるのかなと思っていました。つまり、取り入れたいシーンの最後とみなしてOUTを入れたフレームがタイミング的に半フレーム分ずれている場合があるのかもしれないと考えたわけです。

　ただ、現在の状況は、次のシーンの最初のフレームがまるまる入っていることもあるので、別の問題もあるのかとも思えます。

[eight88]

KAMEKAMEHA様

考えられるのは編集用のクリップに書き出される際に

プログレッシブに変換されてしまっていないでしょうか？

これにより、半フレーム（1フィールド）分ズレた状態で

書き出されている可能性があります。

また、シーケンス設定がインターレースになっている場合

プログラムモニターの右下の「スパナマーク」をクリックすると

下記画像のような項目があるかと思いますが、

1番目のフィールドは奇数フィールドを表示

2番目のフィールドは偶数フィールドを表示

両方のフィールドは両方のフィールドを表示

半フレーム（1フィールド）分ズレているカットを表示させ

上記の設定を切り替えて、表示結果が変わるようであれば

いずれかのタイミングでフレームレートが変更されているのではないでしょうか。

[KAMEKAMEHA]

すみません、「プログラムモニター」がどれを指すのかわからないのですが、「編集画面」では右端にいくつかのマークが縦に並んでいて、その中にスパナとドライバーが交差したようなマークが見えます。これを開くと「パンとズーム」、「フリーズフレーム」などの項目が見えます。これのことでしょうか？

[eight88]

プログラムモニターはモニターの左上（赤枠の部分）に

「プログラム：（シーケンス名）」が記載されているモニターのことです。

右下の「スパナマーク」は青枠のアイコンです。

「スパナマーク」を押すと下記のようなリストが出ます。

シーケンスがプログレッシブであった場合は、この項目がグレーアウトしています。

また、ソースモニタにも同様の項目がありますので

元クリップの方も先ほどの検証をされてみてはいかがでしょうか。

[KAMEKAMEHA]

eight88さま、繰り返しすみません。

　ネットで調べてみると、「プログラムモニター」はPremiere Proで出てくる画面のようですが、私が使っているのはPremiere Elements 2019です。これを起動すると最初に出てくる画面には「整理」、「写真の編集」、「ビデオの編集」というメニューが見えますがそれ以外は見当たりません。

[eight88]

KAMEKAMEHA 様

申し訳ありません。Premiere Elements 2019であるということ

すっかりアタマから抜け落ちておりました。

当方、Premiere Elements 2019を使用していないため名言はできませんが

下記ページがそれに近いように思います。

Adobe Premiere Elements ヘルプ | 縦横比およびフィールドオプションの使用

半フレーム（1フィールド）分ズレているカットの

偶数フィールドの状態を見られれば、ある程度の予想が付きます。

・偶数フィールドの画が次のカットの画である場合

→変換時にフレームレートが置き換わってしまったインターレース素材

・偶数フィールドの画がそのまま（半フレームずれ）である場合

→変換時にフレームレートが置き換わってしまったプログレッシブ素材

ただどちらにせよ、変換時にフレームレートが置き換わってしまっている時点で

前述されている通り、後ろ1フレームを削るか

後ろ1フレームだけにインターレース除去（偶数）をかける ※インターレース素材の場合

という方法になってくるかと思われます。

[KAMEKAMEHA]

eight88 さま、いろいろご教示ありがとうございます。

ご紹介のヘルプにある「フィールドオプションの設定」の項にある説明に沿って調べればわかりそうですね。

ただ、私の知識不足のため詳細についていろいろ理解が進まない点がありそうなので、ちょっと時間がかかりそうです。

これからじっくりと調べようと思います。

ありがとうございました。

[eight88]

こちらこそ色々と説明足らずで申し訳ありませんでした。

原因はフレームレートの差異にあると思われますので

後ろ1フレームを削るということを念頭に置いて

編集されるのが解決策かと存じます。