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同じかどうかわかりませんが、ある程度調査しましたので報告します。
[問題が発生する環境]
当方で発生したのは、MS-Word2000/2003で作られた、背景に網掛けのある表です。
[現象]
Acrobat/Readerで画面表示した際に
PDFの拡大率によって、表の罫線が消えたり出現する。
[PDFの作成手順]
この表をAcrobat Distiller7/8でMS-Wordの「印刷」からPDFを出力する方法で出力しました。
[調査結果]
出来上がったPDFをIllustratorで開き、網掛け、罫線の重なり具合を調べた結果、
不具合を発生する罫線は、網掛けが前面に重なっている。
(調査は、AcrobatのTouchUpでも行えます。)
網掛けつき表をAdobe FrameMakerで作成し、PDFにしたものを
同様な調査方法で見てみると、罫線は必ず網掛けの手前に描画されています。
[推測]
MS-Wordの印刷の際の「塗り付き表」の描画手順に問題があるのではないか?
Adobe Readerは、この塗りの被った罫線を拡大率によって表示できたりできなかったりするのではないか?
以上が正しければ、文書を作成するアプリケーション側に問題があるといえます。
そうであるならば、網掛けに限らず。白い塗りの表も同様の現象が発生するはずです。
さらに、現象はWindowsのバージョンにも依存しないと思われます。
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