イラストレータで作成したデータの取り込み

[_itigo_]

イラストレータで作成したデータをフレームメーカーに取り込んだ場合、*.epsとして保存したデータは取り込み可能ですが、*.aiとして保存したデータは「取り込んだグラフィックの一部を表示できません。画像はグレーのボックスとして表示されます。」というメッセージが表示され、正しく表示することができません。このような現象が発生した場合の、対処方法を教えて頂けないでしょうか。

Windows98、FrameMaker6.0、Illustrator10.0を使用しております。

[_Macky_]

はじめまして。

私は現在FrameMaker7.0を使用しているので6.0とは若干違うかもしれませんが、
FrameMakerは *.ai形式のファイルには対応していないのではないですか？
どのようにFrameMakerに取り込まれているのかわかりませんが、
[ファイル]-[取り込み]-[ファイル]で *.aiファイルを指定すると［不明なファイルの種類］と出てくるのではないでしょうか。

ですから、Illustrator10.0をお使いならepsファイルとして保存したものを使用されたほうがいいと思います。
ちなみにFrameMaker6.0はIllustrator10.0以前に発売されたものなので、さしつかえがなければIllustratorでepsファイルを保存する際に[EPS形式オプション]の[互換性]を[バージョン７]くらいにしておいたほうが無難なような気がします。

サポートデータベースにつぎのような記述があるのでご参考までに
[FrameMaker 5.5/6.0 ：対応しているファイル形式について]
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?212765+002

[_itigo_]

お返事ありがとうございます。

FrameMakerにファイルを取り組む手順は、
Mackyさんと同じ方法で行っています。

また、*.aiファイルを保存する際に[互換性]を[バージョン8]以下にした場合は、ファイルの取り込みの際に[不明なファイルの種類]と出てきますが、バージョン9や10で保存した場合は、そのような表示は出てきません。(しかし、イラストレータの画像はグレーのボックスとなって表示されるので、結局は見られないのですが・・・)

サポートデータベースの記述にも、*.aiは書かれていませんので、元々対応していないのかもしれませんね。

ただ、バージョンの関係等、気になる点もあるので、もう少し調べてみたいと思います。

[_Macky_]

％％バージョン9や10で保存した場合は、そのような表示は出てきません。

Windows XP + FrameMaker 7(.0p578)で確認してみました。
FM7.0ではグレーのボックスにならずaiのバージョン9も10も正常に？かどうかは判りませんが、とにかく取り込めました。（7、8はダメでした）
ただし、［オブジェクトの属性］の［ファセット］を見ると“PDF”（9はPDF,EPSI）となっていて画像のサイズもIllustrator(10.0.3)で指定した［用紙サイズ］の大きさで取り込まれているみたいですね。

FrameMaker 7.0の取り込み可能画像形式にもAIはないみたいです。
「FrameMaker 7.0：取り込み／書き出し可能なファイル形式」
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?221873+002

どうしてもAI形式で取り込みたいのでしたら、FrameMaker7.0へアップグレードするのも一つの手でしょうけれど、ADOBEさんが“可能”といっていない以上あまりお奨めではないかも…

[_Macky_]

たびたび恐縮ですが、サポートデータベースに次のような記述がありましたので補足します。

文書番号 : 222575
製品名 : FrameMaker
バージョン : 7.0

[FrameMaker に Illustrator 書類を取り込むと、アートボードのサイズで取り込まれてしまう]
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?222575+002

これって、FM7.0はAIのファイルにも対応（可能）ってことですかね？
前述で「ADOBEさんが“可能”といっていない」という表現をしましたが、誤りかもしれません。
失礼しました。

[_itigo_]

情報ありがとうございます。

そうですね、どうしても*.aiで取り込みたい場合は、FM7.0にバージョンアップすることが近道なのかもしれませんね。

いずれにせよ、FrameMakerとIllustratorのバージョンにより、取り込み可/不可が関係していることが判りましたので、これらを参考に対応していきます。