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InDesignの「ラーニングとサポート」のビデオの最後に、「印刷用のPDFの書き出し方」が出てきます。ここでは、「高品質印刷」を選択するとありますが、職場では、「X-1a:2001(日本)」で変換するように言われています。実際、「高品質印刷」で変換したデータをアクロバットのプリフライトでチェックすると、x-1a:2001(日本)の項目でエラーがたくさん出てきます。印刷会社に出稿するデータとしてはどちらがふさわしいのでしょうか?
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どちらがふさわしいと言うのではなく、入稿先の印刷会社の指示に従えばよいのではないでしょうか。
印刷会社がPDF/X-1aでと言えば、PDF/X-1aで書き出せばよいかと思います。
まずは、入稿先の印刷会社に聞いてみるとよいかと思います。
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有り難うございます。
どちらでも高品質印刷できるが、入稿先の会社に聞いて、その指示に従うと言うことですね。
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k_takaseさんもかかれていますが、メニューにある「高品質印刷」は「プリンターで高品質に印刷する用」です。同じ「印刷」でも意味が全然違います。印刷会社への納品には絶対に選んではいけません。
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以前、Adobeのサイトに『間違いのない入稿データ作り[PDF書き出しプリセット設定]』という特設ページがありました。そこではSCREEN製のPDF書き出しプリセットが紹介されていて、それを使えばまず間違いのないものでした。
そのページは今は404になってしまいアクセスできません。しかし幸いなことに、SCREENの配布ページはまだあります。
「Trueflow印刷ユーティリティ」は「EQUIOS印刷ユーティリティ」に変わります|出力の手引きWeb|株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ここからダウンロードできるPDF書き出しプリセットは汎用にも使えます。
(ダウンロードリンクがかなり分かりづらいですけど、ちゃんとあります)
もちろんYUJIさんが回答したように、入稿先の会社に合わせるのが最も確実です。
(とはいうものの、どこに入稿されるのか分からないことも多いんですよね…)
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印刷といっても色々ありますが、「高品質印刷向け」についてはデスクトッププリンター向けと説明があります。オフセット印刷向けであればPDF/X系の方が一般的です。規格についての詳細は省きますが、その時点で判断できることもあり製版・印刷会社にとっても出力前のプリフライト的に安心です。ただ、Adobeが用意しているものはダウンサンプルの設定がされていて圧縮も非可逆圧縮であり、適用された画像はモスキートノイズがほぼ出ます。本来、データ通りの品質で印刷されるべきものにわざわざ品質を落とす必要はありません。
monokanoさんが書かれているようにSCREENが用意している書き出し設定がオフセット印刷向けには最も汎用的に使えます。いささか古いので出力インテントについては各自の環境に合わせる必要があるかもしれません。
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皆さんの回答で結論自体は出尽くしている気はしますが、
もうひとつ、公式には「出力の手引き」としての資料が用意されていますので、
あわせて参考にしてみてください。
出力の手引き 2017 | Adobe Creative Station
もうひとつ補足するとしたら、印刷会社でも、出力がオンデマンドプリンターであれば、
高品質印刷を選ぶことが完全にNGかというと難しいところです。
印刷会社側の考えもありますし、PDF/X自体がオフセット印刷向けの規格であることから
信頼性が高いのは事実ですが、あくまでも用途と入稿先の印刷会社の考え次第になってきます。
また、印刷会社自体がjoboptionsファイルを配布していることもあるので、
印刷会社が決まっているのであれば、問い合わせたりWebサイトを確認するのがベターです。
ちなみに高品質印刷で出力した場合、透明効果が保持されます。
一方、PDF/X-1aは透明効果がないことを前提にした規格になっているので、
AcrobatのプリフライトでPDF/X-1a準拠かを確認した場合は、どうしてもエラーが出まくる可能性が高くなります。
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もうひとつ補足するとしたら、印刷会社でも、出力がオンデマンドプリンターであれば、
高品質印刷を選ぶことが完全にNGかというと難しいところです。
ここに補足するとしたら、
上記を踏まえると、印刷会社に納品するPDFで「高品質印刷」を選ぶメリットはどこにもありません。むしろ事故の元になります。したがって、「完全にNGかというと難しいところ」と曖昧な表現に落とし込むよりも、絶対にNGとした方が事故防止になります。
もちろん印刷会社から「高品質印刷」を選ぶように指示された場合は、責任はその印刷会社の側にあるので選んでもいいでしょう。しかしとくに指示がない場合はPDF作成側の責任になるので、「高品質印刷」を選ぶのはNGでしょう。