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初心者ですのでお手柔らかにお願い致します。
Premiere PRO CC 2017です。
室内でのスマホを利用して撮影した4K動画があります。
目的の対象物が“人物”に対し、上にある蛍光灯から出る光の一部が少し入ってしまった為、
全体的に(画面上部が特に)白っぽい膜がかかったような映像になってしまいました。
光は一本線の様なものではなく、ふわっと膜がかかるような感じです。
蛍光灯の周りには、白っぽいふわっとした光が見えますが、それが対象の人物にかぶさってるようなイメージです。(フリッカー等は基本的にありません)
被写体である人物自体も室内かつ逆光のせいか、彩度が低く肌色もやや白黒に近い印象になります。
ただ、ほぼおなじ環境の動画で、
逆光だけであれば、白レベルを抑えつつ、“彩度や露光量、シャドウ”を上げることにより、かなり綺麗な肌色に戻すことが出来ました。今回の場合、薄く白っぽいぼやっとしたものが人物にかかっている点でなかなか綺麗にし難く苦戦しています。
Lumetriカラーパネルで色温度~黒レベル、彩度の辺りを色々いじってみるも、中々綺麗になる所を見つける事が出来ません。
彩度を上げすぎると緑っぽくなりますし、かといって低いと白黒に近いまま。
単純に彩度を上げるだけで人肌燗が出てくる素材もあれば、今回の場合はなんだか汚い肌色になってしまいます。
彩度を上げつつ白っぽさを消すために黒レベルをマイナスにしてみたりすると、
人肌がややどす黒いオレンジっぽくなり、大袈裟に言うとまるで岩石のような人肌感になってしまいます。
とにかく、人物の肌を出来るだけ自然に綺麗にしたいです。
もっと上手く撮影出来ていたら当然良かったのですが、今からではどうしようもありません。
Premiere PRO CC 2017で可能な限り良くするためにご助言頂けますでしょうか。
弄る場所やポイント、コツ、具体的なやり方や項目の数値等、アドバイスお願い申し上げます。
室内なので、他の背景は特に重要視しておりません。(人物、人肌が最優先です)
難しいと内容とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
>HSLの三角形や四角形はまだ何の意味か分からないので、
下記リンク先の「マスクの表示、調整および最適化」が役に立つと思います。機能についての説明は、やはり公式の資料が一番シンプルでわかりやすいと思います。
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/kb/secondary-controls.html
>この○のどこかにある“きれいな肌色”を探さなくてはならないのかなと思った為、それがどの辺りなのかなーといったニュアンスで質問させていただいた次第です。
>この辺りが肌色だよーってのがあるのであれば、円形にチェックを入れて頂けたりすると参考になりますが、
>中々難しいものでしょうか?
肌の色は人それぞれで、しかもシーンによって最適なトーンは異なるので、「この色!」と言うのは難しいと思います。色相は、黄色と赤の間あたりになると思います。
画面上での見た目が一番大事なので、撮影素材の前後で比較的綺麗に人物が写っているシーンの肌を参考にしてご判断いただくのが無難だと思います。
>ちなみに、このHSLセカンダリは、同時に2種以上使えるのでしょうか?
Lumetriのエフェクト
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おっしゃる通り、そのような条件で肌色を綺麗に出すのは大変難しいので、ある程度妥協が必要かと思います。
映像の状態によって、そしてオペレーターのやり方によって方法は無限にありますが、一気に全ての要素をなおそうとせずに、順を追って修正してみると良いと思います。くれぐれも、調整の「やりすぎ」にはお気を付けください。また、うまく撮影できた映像と頻繁に見比べながら作業することをお勧めします。
以下、波形モニターを見たりカーブをいじるといった難しい作業をしない場合の一例です。
以上の手順が、比較的簡単にできる方法かなと思います。
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ご丁寧なご回答頂きまして有難うございます。
より理解を深めたい点や、実際にやってみて分からなかった点など含め、返信させて頂けますと幸いです。
まず、フレアというとフリッカーの様なイメージですが、そうではないことは伝わっておりますでしょうかご確認させて下さい。
目視でも、光をみるとその周りってふわっと光ってますよね。あの膜みたいな感じが撮影、そして動画では顕著に出て、蛍光灯の方から白っぽい膜がある(点滅は無い。Premiereでコマ送りしても、その白い光の色合いに変化が無い)ようなイメージです。
その難しい作業というものをこなせば、もっと良くなる可能性があるのでしょうか?
初級~中級者くらいの利用では、このやり方で上手く行かなかったらその難しい作業を行ってもさほどの効果は見込めないといった印象でしょうか?
ちなみに、ハイダイナミックレンジはチェックしなくて良い感じですか?
また、やり過ぎってどんなものでしょうかね?笑
普通の状態で0から下げる時、-1~-100までありますが、どのくらいからやり過ぎの印象をお持ちですか?
ちなみに、ハイダイナミックレンジなら-150とかでもできちゃいますが^^;
(戻る進むを繰り返すことは問題無いですよね?)
1
コントラストが低いとの事や、黒を締めるとのお話なんですが、
Lumetriカラーパネルにも“コントラスト”や“黒レベル”の項目がありますよね?
コントラストが低いから、この“コントラスト”を右に動かすとか言うのでは無いのでしょうか?
あえてこの項目を弄らずシャドウが関連する要因やこちらを弄る理由などご解説頂けますとより理解が深まります。
確かに、初期の時点で、シャドウを-50にしても、黒レベルを-50にしても、黒が引き締まった印象がありますね。
ちなみに映像ですが、室内で上部に蛍光灯があり、画面にはわずかに映ったりうつらなかったり。
人物は顔から胸板くらいまで映っており、そこそこアップで、この人間の顔色首腕を綺麗にした感じです(その顔が白っぽくなってるんですけどね>< しかも逆光で顔は暗い)
ちなみに、シャドウですが、試しに-50とかを試してみても、「画面下部が黒クリップしてしまう」ということはありませんでした。
黒クリップの意味が分かりませんが、黒く潰れた感じですかね?
この映像でいうと、洋服の胸のあたりが画面下部になるのですが、ちょっと極端に“シャドウ-100”で例を出しますと、
紺の服が黒い服になる感じ、白い背景壁は、色は白いままで、白い膜がとれたようにちょっとくっきりするような変化でした。
顔は、結構黒くなりますが、まだ顔でした。
とはいえ、“そもそも彩度が低いため、もともと肌色はやや古い映画くらいの白黒に近い印象なので、シャドウを落としても、黒が少し強くなる程度にとどまりましたね。
(ちなみにこのままシャドウ-100で彩度だけ上げていくと、どす黒い肌色(木の様な色)、背景白壁は、部分的に緑、蛍光灯近くは赤、光が当たる腕の肌色は黄褐色、を帯びるわけであります)
2
逆光だけなら、普段は露光量を上げると、驚くほど綺麗に顔が見えてくるのですが、
今回は露光量を上げるとその蛍光灯の白っぽくなる光も強くなり、結局戻っちゃうんですよね。。
かといって、露光量を下げると、顔が暗くなる・・。
顔は逆光、しかしその上から蛍光灯の白っぽい光が被ってるのでしょうかね??
また、話は逸れますが、ちなみに、シャドウで暗くするのと露光量で暗くする(逆に明るくする)のとで違うのでしょうか?シャドウを下げて露光量を上げて探る感じでしょうか?
例として、露光量を下げて暗くして(黒を締める?)シャドウを上げて明るくする(逆光対策)という、逆のパターンだとどうなってしまうのかという理論ですね。
ちなみに、1~2で、露光量とシャドウはどのくらい上げてみては、下げてみてはという具体例は難しいでしょうかね?><;範囲が広いため。そこから、少しずつ探れないかなと感じてます。
3~4
確かに、この段階では、まだ肌色が殆ど出ていないので、彩度を上げてみます。
今まで、彩度100%を150%とかにあげてました。壁の白は潰れますが、肌色が肌色になるにはこのくらい必要だったんです。
確かに、100%→115%ですと、肌色感は少し増しつつ、背景の白い壁は比較的白いままですね!
そして、彩度はあまり上げすぎず、色温度で人肌感を出すということでしょうか?
ちなみに色かぶり補正に関して、白い壁の緑っぽさを抜くために赤に寄せると、蛍光灯周りの光が赤色に染まり、顔もあかっぽくなります。
これはどちらかなりは仕方がないのですかね?
壁の緑を消しつつ、蛍光灯周りの光や人が赤っぽくならないのは完全には難しく、可能な限りということで最適を見つけるくらいでしょうか?(シーンによって違いますからね^^;)
どうしても、人肌が綺麗な肌色にならず暗い所は木材、明るい所は黄色が強く濃い黄褐色のようになってしまうのが難しいですね~
いつもであれば、従来の自分のやり方で綺麗な肌色(例えば綺麗な肌は、肌色と“白“で綺麗な肌色って感じですが、今回は、暗い所の肌は質感や色合いが木材っぽくなり、明るい所の肌は黄色が入って黄褐色が強いイメージになります。)
長文失礼いたしました。
よろしくお願い申し上げます。
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>まず、フレアというとフリッカーの様なイメージですが、そうではないことは伝わっておりますでしょうかご確認させて下さい。
フレアはレンズフレア(Lens flare)の意味で書きました。フリッカー(Flicker: ちらつき)の意味では使っておりません。おっしゃっている「白っぽい膜」は、スマホのカメラレンズに光が当たって生じたレンズフレアだと思います。
>その難しい作業というものをこなせば、もっと良くなる可能性があるのでしょうか?
元がどのような映像で現在どの程度補正されているのかわかりませんので、それはなんとも言えません。
人によって感じ方が違いますので、自分では満足のゆく補正ができていないと思っていてもクライアントさんにはびっくりするほど良くなったと褒められることもありますし、逆に自分ではうまくできたと思ったのにプロデューサーさんの反応は今ひとつということもありますし……
>ちなみに、ハイダイナミックレンジはチェックしなくて良い感じですか?
HDR用途でなければ、チェックを入れなくて大丈夫です。
>また、やり過ぎってどんなものでしょうかね?笑
>どのくらいからやり過ぎの印象をお持ちですか?
うまく撮れている素材に比べ、コントラストが高かったり色が濃く見えたりするような不自然な状態はやりすぎですね。私は映像作品の最終仕上げに携わる仕事をしておりますが、ディレクターさんが仮の編集(オフライン)で色補正してきた素材はけっこうやりすぎていることが多いのです。ひとつの素材の色補正に集中すると目が順応してより強く補正をかけがちになることや、補正作業で「あちらをたてればこちらがたたず」的な感じで、色々な調整を重ねすぎるというイメージです。
「見た目でやりすぎていない感じ」は簡単なことに思えるかもしれませんが、意外と難しいものです。
>(戻る進むを繰り返すことは問題無いですよね?)
試行錯誤するぶんには問題無いです。エフェクトを多段で重ねてそれぞれで上げたり下げたりしていると、悪さすることはあり得ます。
>コントラストが低いから、この“コントラスト”を右に動かすとか言うのでは無いのでしょうか?
>あえてこの項目を弄らずシャドウが関連する要因やこちらを弄る理由などご解説頂けますとより理解が深まります。
「コントラスト」を右に(高く)調整すると明暗差が広がりますが、暗い部分が沈むのと当時に明るい部分の輝度が持ち上がります。シャドウは低輝度部分を中心にカーブが変化します(黒をスパッと切る・持ち上げるのではなく、圧縮・伸長するイメージ)。黒レベルは、単純に黒を沈めたり持ち上げたりするので、黒つぶれしたり黒浮きするような状態になります。
補正した輝度域に合わせて使用する項目を選ぶことになりますが、もっと自由が効く手段としてカーブの補正があります。慣れれば、カーブの方が断然やりやすいと思います。
最初の返信はレンズフレアを軽減するという前提で、カーブの調整は慣れていないと難しいのでパスし、黒レベルを少し下げるという手があるもののそれですと黒が潰れる部分が出るかもしれないので、シャドウで調整した方が良いかなと思いました。
「百聞は一見にしかず」なので、実際に映像を調整していただいて映像と波形の変化を見ていただくと、どのパラメーターがどの辺の映像に効いてくるのか理解しやすいと思います。
>黒クリップの意味が分かりませんが、黒く潰れた感じですかね?
その意味で使用しました。信号の黒部分がクリップ(CLIP)することです(実際にはクリップというよりは黒潜りになるのですが、放送以外ではあまり意識しなくても良いので……)。それを避けるために、シャドウでの調整をおすすめしました。
>今回は露光量を上げるとその蛍光灯の白っぽくなる光も強くなり、結局戻っちゃうんですよね。。
そうなりますと、カーブで調整した方が良いかもしれません。右肩上がりの直線の右上近くを少し下げる感じで顔とフレアのポイントのコントラストを少し高くする(カーブを急にする)方向で試すと良いかなと思いますが、単純な作業ではありません。慣れるまで試行錯誤が必要かと思います。
そして、完全に白っぽい光を取り除くのは不可能だと思われますので、目立たなくする程度の補正に留めないと、カラーバランスや階調感が犠牲になりそうな気がします(これも、最初に書きました”やりすぎ注意”の意味するところでもあります)。
>ちなみに、シャドウで暗くするのと露光量で暗くする(逆に明るくする)のとで違うのでしょうか?シャドウを下げて露光量を上げて探る感じでしょうか?
それぞれのパラメーターは、先ほども書きましたがそれぞれ特色があります。シャドウを下げると、黒レベルを下げるよりも黒潰れしにくく引き締まったトーンになり(フレア除去)、露光量で明るくするとハイライトが飛びにくい状態で全体的な明るさを増すことができますので、この方法がやりやすいと思いました。
>例として、露光量を下げて暗くして(黒を締める?)シャドウを上げて明るくする(逆光対策)という、逆のパターンだとどうなってしまうのかという理論ですね。
文章で説明できるほどの作文力が私にはありませんので(悲)、波形表示を見ながら実際の映像を見ていただくのが一番だと思います。おっしゃる操作では黒が締まらず薄暗い映像になるのではないでしょうか。
>ちなみに色かぶり補正に関して、白い壁の緑っぽさを抜くために赤に寄せると、蛍光灯周りの光が赤色に染まり、顔もあかっぽくなります。
これがビデオ素材の補正で一番厄介な部分で説明も難しくなります。LogやRAWだと起きにくい現象です。参考までに簡単な例で解説しますと、色味が正確な素材も色味が大幅にずれている素材も、照明や太陽のような高輝度の部分はどちらも白飛びして無彩色の「白」になります。色味がずれてる素材の色補正を行うと、白飛びで白になった部分には色がついてしまいます。青っぽい素材の赤系のレベルを上げて(もしくは青系を下げて)自然なトーンに調整すると、白飛びした部分が赤っぽくなるという感じです。それを防ぐために、カーブで上の方を寝かせたり、ハイライトのクロマを下げたり、あえて飛び出した色をクリップしたりといったことを行いますが、作業的には上級レベルになりますね。Premiereだけだと難しい作業でもあります。
最後の顔が赤っぽくなるのはやりすぎなので、はじめにも書きましたが多少色かぶりが残っていても自然に見える程度にとどめた方が良いように思います。
>今まで、彩度100%を150%とかにあげてました。壁の白は潰れますが、肌色が肌色になるにはこのくらい必要だったんです。
見た目で問題無いと判断されれば、150%でも全く問題はないと思います。放送用途ですと、他の部分で色差レベルが過大になってテレビで見たときに変なことになるかもしれませんが、パソコン視聴向けならば気にしなくても大丈夫だと思います。
>そして、彩度はあまり上げすぎず、色温度で人肌感を出すということでしょうか?
そういうイメージです。素材の彩度が低く見える場合でも、カメラの設定で彩度を下げたわけではありませんので、他の要因によって彩度が低く見えるわけです。逆光による露出不足や、フレアもその要因の一つですね。色温度のズレも彩度が下がる原因なので、必要に応じて補正します。
極端な例では、肌を大写ししてホワイトバランスをとると肌色が「白」として写り、その場合は彩度を上げても白いままです(実際には少し変な色が乗ってきますが)。別の例では、完全にホワイトバランスをとって撮影した真っ白な壁は彩度を上げても白ですが、少し電球色の雰囲気を残して撮影したオレンジがかった白い壁は、彩度を上げるとどんどん色が濃くなります。色温度や色かぶりの設定は、彩度に大きく影響します。
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大変丁寧なご回答有難うございます。
エラーなどみたいに、解決しました!と一言添えることができないのが心苦しいですが、
参考にさせて頂いております。
何かお手本になるような人物の写真?等を常に見ながら近づける様に補正していくことも重要なのですかね~。
カーブですが、クリエイティブの一つ下の物の事で合ってますでしょうか。
一番右を下に下げると、右肩上がりの直線の角度が緩やかになったのですが、この辺り合っているかご確認させて下さい。
ちなみに、一番右側を下げると、ただ暗くなってしまうだけですが、そこから、中央あたりを持ち上げたりして、S字のようにしていくイメージですかね・・?
難しいですねw
URL頂きありがとうございます。このHSLセカンダリが使えそうなんですかね。
ただこれはこれでものすごく奥深そう・・w 色々今いじってみてますが、まず仕様からまだ分かってない感じです。
こちらを紹介されたのは、肌色をピンポイントで攻めて、人の肌を綺麗な肌色にしてみては・・ってことで合ってますでしょうか?
最初に提示頂いた、①~⑤を行った後、
HSLセカンダリをする感じでしょうかね^^;
ちなみに・・。
この円形の色を選ぶ部分なのですが、綺麗な肌色ってどの辺りを選択すれば出てくるのでしょう・・?
黄色!赤!青!とかはわかりやすいですが・・。
かなり難しいですよね(;・∀・)
よろしくお願い申し上げます。
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色味の調整は文章でご説明しにくく、そしてご質問の内容がなかなか難しいものでして、各機能をある程度ご理解いただいた上での「応用」が必要になるかと思います。具体的に「この数値をxxにすれば綺麗になる」というようにご説明できないことをご容赦ください。
>カーブですが、クリエイティブの一つ下の物の事で合ってますでしょうか。
はい、そうです。
>一番右を下に下げると、右肩上がりの直線の角度が緩やかになったのですが、この辺り合っているかご確認させて下さい。
その操作が修正したい映像に対して「合っている」か「合っていない」かは判断しにくいのですが、全体的にレベルを下げる(暗くする)操作なので、あまり合ってはいない気がいたします。
>S字のようにしていくイメージですかね・・?
S字カーブはコントラストを高くする際のカーブですね。今回の素材は逆光気味とのことでしたので、一番右上は下げずに元のままにして、点を追加してカーブを変えてゆくと良いと思います(前回リンクを貼った動画の2分過ぎあたり参照)。
カーブの傾きが急な領域はコントラストが高くなり、緩いとコントラストが低くなります。S字は中間域の傾きが急なので、コントラストが高く見えるようになります。今回の場合は、白っぽく光が被った部分に適度なコントラストがつくようになさると良いのかなと思います。
あまり良い例ではないのですが、私の手元にあった弱いフレア入りの素材をざっくり補正したカーブ画像を添付します。
以前の返信で「右肩上がりの直線の右上近くを少し下げる…」と書きましたのは、レンズフレアがかなり明るめであると予想していたのですが、普通のS字カーブになるくらいの方がちょうど良いかもしれませんので、見た目で追い込んでいただくと良いかなと思います。
>こちらを紹介されたのは、肌色をピンポイントで攻めて、人の肌を綺麗な肌色にしてみては・・ってことで合ってますでしょうか?
顔に限らず、必要な部分にお使いいだだくと良いのではないかと思っておりました。たとえば、蛍光灯の周りが赤く染まるのを避けるため、セカンダリで高輝度の部分を選択して彩度を落とすということもできます。
ホワイトバランスを大きく修正した際に高輝度部分についてしまった色を、簡易的に目立たなくした例の設定画面を添付します。L(輝度)だけで範囲を限定させ、ある程度滑らかに変化するよう傾斜をつけています。
>この円形の色を選ぶ部分なのですが、綺麗な肌色ってどの辺りを選択すれば出てくるのでしょう・・?
スポイトツールで顔をクリックするとそこの色味が選ばれます。適宜H(色相), S(彩度), L(輝度)の範囲やブラーなどを調整しないと失敗したクロマキー合成のようなモヤモヤ感が出るかもしれないので簡単な操作ではありませんが(特にセカンダリで明るさを変えると粗が目立ちやすいです)、他の色に影響を与えずに補正することが可能です。
私が返信した内容には全くこだわらず、様々な方法をお試しいただくと良いと思います。前回リンクを貼った動画で解説されている内容だけでうまくゆくかもしれません(白っぽい被りはカラーホイールのシャドウとハイライトの調整でスッキリさせることができるかもしれません)。
元素材がスマホ撮影ということで、素材から引き出せる情報量には限界がありますので、どうやってもうまくゆかないという可能性も十分あり得ます。可能であれば撮り直した方が早いかもしれないですね。
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ご返答頂き有難うございます。
また、写真付きで大変参考になります。
色々試していたのですが、HSLセカンダリというのが一番理想に近づけるかもしれません!!
というか、今まで何も手がつけれなかった感じから、限界はあるものの、人肌の感じ出せるキッカケになりそうなんです。
やった事は、色を直したかった人物の肌色ですが、
例えば顔の頬あたりを一番左のスポイトでクリック、
HSLの三角形や四角形はまだ何の意味か分からないので、今は適当に伸ばしてみて、なんとなーく顔や首全体の肌の範囲が選択されているような気にさせます。(あってんだろうか笑)
そして、下の○で、肌色に近い所を探してもっていくと、
背景や服の色は変わらず、ちょうど当初スポイトで選択した、顔や肌だけが、その色に変わっていきました!
又、
>>綺麗な肌色ってどの辺り・・?
の部分のお話ですが、
治したい箇所を一番左のスポイトを使って選択するというのは分かったのですが、
ではその後、選択した部分を“綺麗な肌色”に持っていかないといけないですよね?
そのためには、
2枚めのお写真にもあります、この○のどこかにある“きれいな肌色”を探さなくてはならないのかなと思った為、
それがどの辺りなのかなーといったニュアンスで質問させていただいた次第です。
色の選択は、数値ではなくドラッグのみみたいなので、
この辺りが肌色だよーってのがあるのであれば、円形にチェックを入れて頂けたりすると参考になりますが、
中々難しいものでしょうか?
肌色の数値があればもっと良かったのですが・・。
大体、中央より左上くらいなのでしょうかね?
ちなみに、このHSLセカンダリは、同時に2種以上使えるのでしょうか?
例えば、スポイトで顔を選択し、顔の肌色を調整、
その補正はキープ(保持)しつつ、
今度は壁をスポイトで選択肢、白色にする・・
と言ったように、一つの動画内で2箇所以上HSLセカンダリを利用してそれぞれおを調整するという意味でございます。
(及び、紹介がありました照明周りの調整と肌の調整を同時に出来るのかといった意味あい)
これら私のお話を聞いていただいた上で、
全体的なまとめの感じでは、カーブかカラーホイー ル(難しければ基本補正で最初の①~⑤)で白っぽさや逆光を調整し、
最後にHSLセカンダリで顔部分をスポイト選択し、肌色に補正する。
といった流れが一番良さそうに思えますでしょうか?
もう人方がご回答頂いた、After Effectsで、さらに蛍光灯周りのふわっとした光を薄めることが出来ればもっと良くなるかもしれませんが、今の私にはなかなか難しいですね^^;
(先程もお聞きしてるHSLセカンダリが2種以上・・のお話が可能なのであれば、premiereのみでも完結するこもしれません・・?)
もし、勘違いや注意等お気づきの点ありましたらご指摘下されば幸いです。
素材が悪い中、大変申し訳無い所ではありますが、
この悪い素材の中、アドバイスを元に良くなってきているように感じております。
有難うございます。
よろしくお願い申し上げます。
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>HSLの三角形や四角形はまだ何の意味か分からないので、
下記リンク先の「マスクの表示、調整および最適化」が役に立つと思います。機能についての説明は、やはり公式の資料が一番シンプルでわかりやすいと思います。
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/kb/secondary-controls.html
>この○のどこかにある“きれいな肌色”を探さなくてはならないのかなと思った為、それがどの辺りなのかなーといったニュアンスで質問させていただいた次第です。
>この辺りが肌色だよーってのがあるのであれば、円形にチェックを入れて頂けたりすると参考になりますが、
>中々難しいものでしょうか?
肌の色は人それぞれで、しかもシーンによって最適なトーンは異なるので、「この色!」と言うのは難しいと思います。色相は、黄色と赤の間あたりになると思います。
画面上での見た目が一番大事なので、撮影素材の前後で比較的綺麗に人物が写っているシーンの肌を参考にしてご判断いただくのが無難だと思います。
>ちなみに、このHSLセカンダリは、同時に2種以上使えるのでしょうか?
Lumetriのエフェクトは複数重ねることができます。
HLSのキーで分離して補正する手法は、あまり条件が良くない素材ですと分離した境目のノイズ感が目立ちやすくなります。静止状態でうまく調整できたと思っても、レンダリングして動画にしたら全然ダメだったという悲しいことも起こり得ますので、少し注意が必要かと思います。
>全体的なまとめの感じでは、カーブかカラーホイー ル(難しければ基本補正で最初の①~⑤)で白っぽさや逆光を調整し、
>最後にHSLセカンダリで顔部分をスポイト選択し、肌色に補正する。
>
>といった流れが一番良さそうに思えますでしょうか?
流れとしては特に違和感のない方法だと思います。あえて強調するほどのことではございませんが、エフェクトコントロールの上の項目から調整してゆくのが自然な流れです。一般的なカラーグレーディングの流れも、言葉のまんまですが「プライマリ」「セカンダリ」と進めてゆきます。
今回は単純な色調整ではなくフレアの被りを除去するという難題があるので、何度も繰り返しで恐縮ですが完璧な仕上がりを求めるのは難しく、無理かもしれません。ある程度改善できたところで妥協も必要なのかなと、個人的には思います。
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Premiereではないので、参考ですが、After Effectsはグラデーションを使って、エフェクトの適用範囲を調整できます。
ブラック平面に適用したグラデーションは、下図になります。
元の画像(黒の平面)とブレンドの調整などで、エフェクトの効果を調整できます。
また、マスクやペジェパスなどで範囲を設定して、色を重ねたり調整できます。