おそらくカラーマネージメントの問題かと思います。sRGBよりも広色域のディスプレイをお使いで、QuickTimeプレーヤでH.264を再生しているのではないでしょうか。
VLCというフリーの動画再生ソフトでH.264ファイルを再生すると、Premiereの表示と同じ色味で表示されるように思います。
お使いのディスプレイの設定とOS側のディスプレイプロファイル設定が正しいと仮定しますと、書き出したH.264ファイルをQuickTimeプレーヤーで再生したときの方が正しい色味に近いと考えられます。
ざっくり説明しますと、Premiere Pro上のプログラムモニターやソースモニターの表示は、macOSのカラーマネージメントを「通らず」ディスプレイに表示されるようです。VLCも同様に、OSのカラーマネージメントの影響を受けません。
それに対して、QuickTimeプレーヤーは、動画ファイルに埋め込まれた色域情報を読み取り、OSのカラーマネージメントを通して表示しています。
一般的なHD解像度の動画ファイルの色域であるBT.709は、ガンマカーブなど微妙に異なるそうですがほぼsRGBと同じです。
そのため、sRGBよりも色域が広いディスプレイにそのまま表示すると、色が濃く見えます。
完全な解決策は今のところ無いように思うのですが、ディスプレイ本体側の設定に「sRGB」というモードがあればそれを選択し、その設定に合ったディスプレイプロファイルをOSにも設定するのが無難かと思っています。
（BT.709に設定できるディスプレイであれば709を選択します）
似たような内容が以前もございましたので、参考のためリンクを貼ります。
Premiere Pro CC 2017におけるカラーマネジメントについて質問です。
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