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長時間撮影した素材は4Gを最大に複数のファイルに分かれますね。
タイムコードが連続したファイルであれば、自動的に一つのクリップとして読み込まれますが、
このクリップで編集した場合、編集データをXMLで書き出して、他のPCの他の編集ソフトで再接続し編集しようとした場合、
エディウスがそうですが、(元素材も取り込みます)4Gを超えた部分の映像データも一つのクリップのものと認識され
(例えば、素材としては01,02と分割されていても、読み込むと01クリップに02も自動的に統合され、
とても便利なのですが、書き出しXML編集データとしては02部分の映像データが01クリップとして書き出され
その部分を再接続させる場合にいちいち素材の02を確認しながら作業を進めなくてはなりません。
まして、分割されているクリップが多い場合はその映像がどのクリップにあるのか探さなくてはいけないという面倒が生じます)
ということで、読み込むときに、統合されないで、素材オリジナルのままの状態(タイムコードが連続していても、分割されたままの
ファイルの状態)でそれぞれ読み込む方法はないのでしょうか?
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残念ながら、そのような読み込み方法は無いようです。意図的にAVCHDのフォルダ構造を維持せずにMTSファイルを別フォルダに移動するとスパンドクリップをバラバラに読むことはできるものの、タイムコード情報が引き継がれないようです。
ちなみに、Premiere Pro CC2017.1.2からFinal Cut Pro XMLを書き出してEDIUS 8.52に渡すワークフローでAVCHDのスパンドクリップを扱ってみましたが、問題なく移行できました。EDIUSもスパンドクリップの最初のファイル名のクリップが自動的に結合された状態で扱われているようです。
EDIUSのバージョンによって動作が異なるかもしれませんので、もしうまくゆかない場合はPremiere Proのプロジェクトマネージャーを使用して、「統合とトランスコード」を使用する方法があります。コーデックの変換が伴ってしまいますが、適当な予備フレーム(のりしろ)を付けて書き出してやりますと他のノンリニアに移行した後も微調整ができ、AVCHD(H.264)から中間コーデックに変換されることで動作が軽くなることも期待できます。
【追記】
Premiere Pro CC 2017.1.2のメディアマネージャーでトランスコードしてからXMLを書き出す場合、コーデックにDNxやQuickTimeのCineFormを選ぶとEDIUS8.52では読むことができませんでした。XDCAM HDは大丈夫でした。
ついでに、スパンドクリップをPremiereとEDIUSで読み込んだ状態の画像も添付します。
00003.MTS〜00006.MTSで構成されるスパンドクリップで、Premiere上では00003.MTSという一つのクリップで約41分半のファイルとして扱われています。
EDIUSで読み込むと、00003.MTS〜00006.MTSが個別に読み込まれますが、00003についてはPremiereとまったく同じように約41分半のクリップとなっています。
というわけで、Premiere Pro CC 2017.1.2からEDIUS8.52へは、スパンドクリップを含む編集データをXMLで渡しても問題ないのだと思います。
ちなみに、Premiere Proもメディアブラウザを経由せずに直接MTSファイルを読み込ませると00003.MTSから00006.MTSが個別に読み込まれますが、全てのクリップが41分半になるうえ00003.MTS以外はタイムコードが0スタートになってしまい、事故の元になりそうです。
冒頭にも書きましたように、AVCHDのフォルダ構造を崩して読み込むと00003.MTSから00006.MTSが個別に読み込まれ、デュレーションもそれぞれ単体の長さ(13分弱)になりますがタイムコードが全て0スタートになってしまいました。
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ご丁寧な回答ありがとうございます。
有効な方法がなかなか見つからず、試行錯誤しています。
時間がある場合は、素材を1本化変換作業をしてから1クリップとして読み込んでいます。
編集ソフトのバージョン等を確かめてチャレンジしてみます。
ありがとうございました。