6 返信 最新の回答 日時: Dec 29, 2014 5:19 PM ユーザー:hoya11

    Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください

    倫太郎

      ソフト校正のプレビューの画面でディスプレイのマークでは青く、ペーパーの方では赤くなるのは何を意味するのでしょうか。出た時にはどのように処理すれば良いのでしょうかでしょうか

        • 1. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
          Yamonov@フリーランスレタッチャー Most Valuable Participant

          詳しく書かれているので、こちらをご覧ください。

          Lightroom 実践力アップ講座 | 第26回 ソフト校正 その1 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

          Lightroom 実践力アップ講座 | 第27回 ソフト校正 その2 | Shuffle by COMMERCIAL PHOTO

           

          簡単に言うと、

          ディスプレイマーク:使っているモニタでは表示しきれない色

          紙マーク:出力先では表現しきれない色

          です。

          なおリンク先その2で色域外警告が消えるまで全体の彩度等調整していますが、おそらくこれは掲載用に簡単に解説するためにやっています。

          普通はこのように全体に色を変換することはあまりやりません。

          また色域外の色は「発色しない」のでは当然なく、「色の段階が無くなる」程度に思っていた方がいいでしょう。

          通常のプリントではあまり気にする必要はありません。

          1 人が役に立つと言っています
          • 2. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
            yukinyaa Level 4

            Lightroomヘルプで以下をご参照下さい。


            画像のソフト校正

            http://helpx.adobe.com/jp/lightroom/help/develop-module-options.html#soft_proof_images

             

            下の方に、Julieanne Kost さん解説のチュートリアルムービー(英語)もあります。
            その中では、HSLの色相、あるいは彩度を、ターゲットセレクトツールを使って警告表示を消す方法、補正ブラシの彩度スライダを使って消す方法などを紹介しています。

             

            余談ですが、Lightroomに表示されるヒストグラムは、ProPhotoRGB相当の色空間に展開、あるいは変換されたヒストグラムです。
            ですので、ほかの現像ソフトで表示した場合のヒストグラムとは異なっています。
            同じAdobeのCamera Rawで表示した場合でも、Camera Rawで選択した作業用色空間がsRGBやAdobeRGBなどの場合は、Lightroomとはヒストグラムが異なっています。
            また、JPEG,TIFFなどすでに色空間が定義されているデータに対しても、その定義された色空間におけるヒストグラム分布ではなく、ProPhotoRGBに変換された場合のヒストグラム として表示されます。

             

            RAWデータの場合、ProPhotoRGBに展開されるますので、露出がアンダーやオーバーの場合を除き、カラーがLightroom上でクリップされることはほとんどありません。(使用す るカメラプロファイルによって、あるいは極端な照明、光源下で撮影された場合などには、色域外になることもあります。)

            ですが、現像してsRGBに書き出す場合、クリップされるカラーが発生することがあります。

             

            展開先の色空間で色域外になるカラーの部分は、その色空間内で表示出来る別の色に置き換わります。

            展開する時のマッチング方法によってもその度合いが変わるのですが、「知覚的」は色の見た目はLightroomのプレビューと変わるけども階調はほぼ保たれる、「相対的」は色の見た目は近い 印象を保つけども、その部分の階調差が少なくなりベタになってしまうことがある、という変換が行われます。
            どちらが良いかは、ケースバイケースでして、物の本には「写真用の変換に適しているのは知覚的」などと書かれているものもありますが、空の色などが大きく変わる場合もありますので、一概には言 えません。

             

            プリント時にLightroomでカラーマネジメントを行い、プロファイルを選択する場合は同時にマッチング方式も選べますが、「プリンターによって管理」でプリンタドライバ側で色変換する場 合は、通常使われるのは知覚的変換です。
            ですが、経験上申し上げますと、エプソンの場合は空の青などが水色っぽくなるのに対し、キヤノンではそれほど大きな変化がなかったりしました。
            またこれはプリンターによっても異なると思います。

            そうしたことをあらかじめ予見するには、ソフト校正でプリンタープロファイルを選択し、マッチング方式を切り替えてプレビューの変化を観察します。
            知覚的でも相対的でも変化が少ない場合は、そのデータ内に含まれるカラーは、出力先の色空間感からはみ出すことなく変換されるということになるので、その場合はどちらのマッチング方式でも大差 はないです。

             

            話が少し逸れましたが、RAWデータからsRGBに展開して書き出す場合、プレビューでは彩度が高く表示されていたカラーが、書き出したものを開いてみたら色がくすんでいたり、ディテールを失 っていたりする場合があります。
            それは狭い色空間に展開した場合は、物理的に仕方ないことなのですが、気をつけなければいけないのは先に申し上げたとおり、Lightroom上ではProPhotoRGB相当の色空間に展開 されており、プレビューに使われるカラーはAdobeRGBで表示されているので、高色域モニタを使って作業しているとプレビューは階調豊かに色域も広く表示されているのですが、sRGBに書 き出してみるとだいぶ印象が変わる場合があるということです。

             

            このことを事前にプレビュー上で予見するには、ソフト校正を使ってプロファイルにsRGBを設定します。

            そうしますと、ヒストグラムもsRGBに展開された場合の分布になりますし、カラーや階調も変わりますのである程度予測することが出来ます。

            ソフト校正を行う前のプレビューでは、鮮やかに微妙な階調を有している部分も、ソフト校正をオンにすると階調がなくなることはよくあります。

             

            そうした場合、お尋ねのソフト校正のクリッピング表示をオンにすると、赤い警告色が出ると思います。

            私はそうした時は主に補正ブラシでその部分の彩度か明度(露光量、ハイライト、シャドウスライダーなどを調整)を落とすことで、なるべく色の見た目は保ちつつ、階調がベタにならないように調整 しています。
            たいていの場合は色が少しくすんでしまいますが、展開先の色域に押し込めるには仕方ありません。

             

            余談ですが、デジタルカメラでJPEGで記録する場合でも、カメラ内では設定している色空間(通常はsRGBがほとんどだと思いますが)にマッピングする作業が行われます。

            カメラの場合は、階調の分離を重視しますので、LightroomでsRGBに書き出すよりも、カメラで記録したJPEGのほうが階調が良い場合もあります。
            Lightroomでは、sRGBに書き出す時にクリップされるカラーの階調を保持するのは、けっこう難しいと経験上感じています。

             

            補正ブラシでもHSLが使えれば、もっと局所的に調整出来ると思うのですが、現状ではクリッピングされるカラーを変換するのにHSLを使うと、近似しているカラーに対する影響も大きいので、あ まりお勧めではないと思います。

            もっと高度に処理する場合は、ProPhotoRGBでPhotoshop上に展開し、校正設定で変換する色域の警告を見ながら、その部分のみ選択範囲を作って、色相彩度を調整する方法になる と思います。

            1 人が役に立つと言っています
            • 3. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
              hoya11 Level 1

              横からお邪魔します。

               

              >Lightroomでは、sRGBに書き出す時にクリップされるカラーの階調を保持するのは、けっこう難しいと経験上感じています。

               

              ということですが、あらかじめモニターのカラースペースをsRGBに設定しておけば、色再現上の問題はリアルタイムで認識できるので、その場に応じて修正を加えれば、簡単に理想的なsRGBデ ーターが作成できるのではないでしょうか。

              • 4. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
                yukinyaa Level 4

                hoya11さま、

                 

                少し私の言葉が足りなかったかも知れません。

                 

                もう一度整理しますと、Lightroom上で展開されている色域は、ProPhotoRGB相当の色空間です。(なぜ「相当」とまだらっこしい書き方をしているかと言えば、ProPhoto RGBのガンマカーブは1.8なのに対し、Lightroomではガンマ2.2が採用されているので、定義上のProPhotoRGBとは同じではないからです。)

                Adobe Photoshop Lightroom * カラーマネジメント

                 

                このことは、モニターがsRGBであろうが、AdobeRGBであろうが変わりません。

                Lightroomのプレビューは、AdobeRGBカラースペースで作られます。

                ですので、sRGBモニターで表示した場合は、すでに表示画像に対して色がクリップされています。

                どの色や階調がクリップされているかは、プレビューを見ただけでは分からないでしょう。

                ソフト校正で、モニタの色域外警告を出してみると、それらクリップされている部分がブルーになるので調べることが出来ます。

                 

                モニタがsRGBの場合、書き出しの色空間をsRGBにすれば、モニタで見る画像と書き出しの画像の見え方は違和感ないかも知れません。

                ですがそれは、お書きのような「理想的なsRGB」ではありません。

                sRGBに展開したことによる、階調が欠損した画像データになります。

                 

                もちろん、sRGBに展開したらいつでも階調が欠損するわけではありません。

                例えば、自然風景(南の島の海や夕景は除く)などは、ほぼsRGBの色域に収まりますので、その場合はクリップは起こらず階調欠損も起きません。

                ですがソフト校正でsRGBをシミュレーションして赤くなる部分は、なんらかのクリップが生じます。

                お尋ねのように、モニターをsRGBにしていれば理想的なsRGBになるのだとすれば、sRGBモニターを使ってソフト校正でsRGBシミュレーションを行えば、赤い警告表示は出ないはずです が、実際には出ます。

                 

                ということで、よろしいでしょうか?

                文章だけだと分かりにくいので、今度クリップが起きる場合の画像を貼り付けておきます。

                • 5. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
                  yukinyaa Level 4

                  追記しますと、Camera Rawの場合は、作業用色空間としてsRGB、AdobeRGB、ProPhotoRGBなどが選べますから、例えばsRGBを作業空間に選べば、最初からRAWからsRGBに展開した場合 の色調やヒストグラムになります。
                  ですがここでもRAWデータに記録された色域から、なんらかのクリップが生じる場合があります。

                  ただ、Camera Rawの場合は、作業用色空間にsRGBを選べば、sRGBに書き出した時もCamera Raw上のプレビューと同じ色調になります。
                  そのマッピングの方法が、sRGB空間への理想的な展開と呼べるかどうかは、私はやや疑問に桃います。

                  RAW+JPEGで記録したJPEGと比較してみて下さい。

                  多くの場合、階調がクリップされそうな、色空間の限界あたりの階調の作り込みは、カメラのJPEGのほうがキレイだと思います。

                   

                  私見ですが、そもそもLightroomが設計された当初のコンセプトは、RAWデータからProPhotoRGBに展開してインクジェットプリンターでプリントするためのソフトだったと思っ ています。

                  なので、sRGBに書き出すことは考慮されておらず、ソフト校正が搭載されたのもずっと後になってからのことです。

                   

                  なので極言すれば、LightroomはRAWからsRGBに書き出すのにはふさわしくないソフトと私は思っています。

                  もちろん私も日常的にsRGBに書き出してはいますが、厳密性を求めたい時は、ソフト校正でシミュレーションしながら現像しています。

                  • 6. Re: Lightroom5でのソフト校正の画面で教えてください
                    hoya11 Level 1

                    LR が ProPhotoRGB であるのは、RAW の生データーの情報を可能な限り取りこぼししないようにするためであり、情報が豊富であれば、その補正も色深度の深さと合わせて滑らかに変化するものです。

                     

                    AdobeRGB や、sRGB のカラースペースで実際のカラー補正するのは、このカラースペースが実用の範囲であり、ProPhotoRGB のカラースペースを再現するモニターやプリンターが普及していない現状が理由です。

                     

                    で、このカラースペースの広い ProPhotoRGB のデーターをそれより狭いカラースペースに帯域制限すれば劣化する訳で、その劣化する色合いを補うために元の豊富にあるデーターから情報を取り出して、自然界的にはあり得ない色のブレンドを 人工的に行いその帯域制限で劣化した色合いを視覚的に復元するのが、LR で編集する目的の一つだと思います。

                     

                    このように、「自然界的にはあり得ない色のブレンドを人工的に行いその帯域制限で劣化した色合いを視覚的に復元する」目的には、その劣化を前もってモニター上に再現しておけば、事前に劣化の様 子が見て取れる訳で、その見える状態を視覚的に変更するのはそれほど苦労することでもなく、よって、貴殿の言われている、「クリップされるカラーの階調を保持」という意味を、「元の色らしく再 現する」と解釈した上で、「Lightroomでは、sRGBに書き出す時にクリップされるカラーの階調を保持するのは、けっこう難しいと経験上感じています。」に疑問を感じたしだいです。