終了
ロック済み

Creative Cloud デスクトップ起動時に「Adobeサーバーに接続できません」などのエラーが発生する問題について

アドビスタッフ ,
May 17, 2021 May 17, 2021

リンクをクリップボードにコピー

コピー完了

具体的な症状例

主にWindows 7をご利用の方に、以下の症状が確認されていますが、それ以外の端末をご利用の方の一部にも同様の症状が確認できておりますので、併せてご参考ください。

 

  • Creative Cloud デスクトップを起動すると、以下のようなメッセージが表示される。
    「Adobeサーバーに接続できません」
    「サブスクリプションのステータスが確認できません」
    「ファイアウォール設定を確認して、コンピューターの時刻設定が正しいことを確認してから再試行してください」
  • Creative Cloud デスクトップを起動すると、以下のようなメッセージが表示される。
    「ログアウトしました。アドビアプリケーションを引き続き使用するには、もう一度ログインしてください。」→そこからログインしようとしても、しばらくすると同じメッセージが表示され、この繰り返しになる。
  • Creative Cloud デスクトップのインストールを試みると、「エラーコードP206」と表示される


現時点で可能な回避策

ご利用いただいている環境で、TLS1.2を有効にするという操作が必要になります。

この操作はアドビアプリケーションではなく、Windowsに関わるものになります。

 

<留意点>

  • 端末の製造・販売元、法人のお客様の場合は、IT管理をご担当されている部門に、必ず事前にご相談いただきますようお願いいたします。
  • もしこの操作によって端末の動作に問題が発生した場合の対応や操作上のご不明な点については、アドビではお受けできかねますので、その旨予めご承知いただきますようにお願いいたします。

 

もし可能であれば、Windows10への移行も併せてご検討ください。

 

【7/28更新】macOS10.7以前でも、この現象が発生します。手順はWindowsの場合と異なるため、お手数ですが「TLS1.2を有効にするための方法」をAppleへご相談ください。場合によってはOSアップデートが必要になります。

 

 

 

操作手順

1. TLS1.2を有効にするための操作を行う
Microsoftから提供されている「Easy Fix」というツールを使用します。

「Easy Fix」のダウンロードページはこちら▶︎MicrosoftEasyFix
  ダウンロードが完了したらクリックして実行し、画面の指示に従って操作してください。


「Easy Fix」につきましては、下記Webページをご参照ください。
Windows の WinHTTP で TLS 1.1 および TLS 1.2 を既定のセキュリティ で保護されたプロトコルとして有効にするための更新プログラム(※Microsoftサイトへ移動します)

 

2. 端末を再起動し、Creative Cloud デスクトップの挙動に問題ないかを確認する

 

 

●上記で改善が見られない場合の対応策

以下の対応策を順番にお試しください。まず方策その1が完了した時点でCreative Cloud デスクトップの挙動が改善されているかを確認し、まだ問題が見られる方は、続いて方策その2をお試しください。

 

下記のページに記載されている操作を行います。
クライアントで TLS 1.2 を有効にする方法(※Microsoftサイトへ移動致します)

 

方策その1: Creative Cloud デスクトップを入れ替える

操作方法の詳細は、下記ページをご参考ください。
Creative Cloud のライセンスに関するトラブル全般の対処

 

方策その2: Windowsのユーザーアカウントを新たに作成し、既存のものから変更する

操作方法の詳細は、下記ページをご参考ください。
新規ユーザーアカウントの作成方法 (Windows XP/7/Vista/8/8.1/10/Mac OS)

 

<このやり方で問題が解決できた場合>

下記ページを参考に、既存のユーザーアカウントについてトラブルシュートを試みます。
特定のユーザーアカウントで予期しない問題が発生する場合のトラブルシューティング(Windows 7/Vista)

 

追加の情報や進捗がありましたら、こちらを随時更新してお知らせいたします。

 
 

 

以下、本問題の原因や詳細について補足説明です。

問題の原因

アドビのアプリケーションやサービスにアクセスする際には、TLS(Transport Layer Security)プロトコルというものを使用しています。

 

その中でも、「TLS1.2」という方式を利用できない環境では、2021年7月14日以降はすべてのアプリケーション・サービスがご利用いただけなくなります。これに先立ち、TLS1.2が有効になっていない環境(大半がWindows 7)からのアクセスが受け付けられなくなったため、今回の一連の問題が発生しています。

 

TLSについての詳細は、下記のページをご参照ください。
TLS 1.0 および 1.1 サポートの終了

 

問題の状況

5月15日頃以降、主にWindows 7で Creative Cloud をご利用いただいているお客様において、Creative Cloudデスクトップの起動時に問題が発生していることが一部で確認されています。

 

Creative Cloudデスクトップを起動できない、ログインできないために製品をご利用いただけず、ご不便をおかけして申し訳ございません。

 

本件につきましては、現在総力を上げて原因の究明および問題解決に尽力しております。さらなる問題の詳細や回避策等が判明次第、こちらでご案内をさせていただきます。

キーワード
Creative Cloud , アクティベーション , インストール

表示

73.4K

翻訳

翻訳

レポート

レポート
コミュニティガイドライン
他のユーザーへの思いやりを持ち、敬意を払いましょう。コンテンツの出典を明記し、投稿する前に内容が重複していないか検索してください。 さらに詳しく
community guidelines