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お忙しいところ失礼します。 先のロケで、講義会場に設置された大型スクリーンに投影されたパワポの画像を収録してきました。そのスクリーンのアップ画像のフリーズフレームを作成すると、スクリーン表面に沿って横の波線(フリッカーなのでしょうか?)が出たフリーズフレームになってしまいます。これは、『フレームの書き出し(全ての書き出し形式)』および『フレームの保持』両方共この現象が見られます。同じ素材を使い、FCP上でフリーズフレームを作成(SHIFT+N)してみましたが、このような現象はみられませんでした。 なにかPremiereの作業環境設定で問題があるものなのでしょうか?。回避方法や改善方法があれば教えていただけると幸いです。宜しくお願いいたします。
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インターレース素材を扱われているのだと思いますが、Premiere Proでは「フレーム保持」や「フレーム書き出し」で自動的にデインターレース(片フィールドを捨てて補完)される仕様です。おかげで、垂直解像度は半減しますが動きのある映像をフリーズさせてもインターレース縞が出ません。
今回の場合はおそらく、プロジェクターの表示デバイスの格子や微妙なフリッカーとデインターレース処理で干渉が起きているのだと思います。
フレーム保持を使用した上で、フィールドオプションで「ちらつき削除」を選択しますと、デインターレースの方法が片フィールドを捨てるのではなく両フィールドをミックスするようになりますので、改善されるかもしれません。
FCPと同様の結果にするためには、ミスの危険が増すのでお勧めできない方法ですが、一時的に素材の「フッテージを変換」でフィールドオーダーの指定を「なし」にしてから「フレームの書き出し」をし、その後「ファイルのフィールドオーダーを使用」に戻す方法があります。
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貴重なご意見、ありがとうございます。いやほんと、このサイトには助けられています。また、Ckun様からの今回の解説と対策方法、まさに目からウロコでした。ありがとうございました!!
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わたしもFCPからの乗り換えなので、この件はFCPと違ってPremiereが親切に出来ているおかげで若干不便な点だと思っている仕組みの一つだと思います。
Ckunさんと同じ原理ですが私の場合インターレースでの作業が多いので今回のような場合は、プロジェクトパネルでフッテージを複製して複製したフッテージを「フッテージを変換」でフィールドオーダーの指定を「なし」にして名前に「(フリーズ用)」等に変え、フレーム保持をした部分だけこのフリーズ用マスタークリップを同ポジで置き換えるようにしております。
つまり、同じ素材から動画用と静止画フリーズ作成用の2種類のマスタークリップがある状態です。
ただし、FCPの時と同様、気をつけ使用する必要があります。
動いている映像のフリーズ時は通常のフッテージにフレーム保持を使用してフリーズさせ、動きのない映像をフリーズしたいときにはフッテージ変換を適応したほうのフッテージをフレーム保持をして使用する必要があります。
FCP上でフリーズフレームを作成(SHIFT+N)はPremiereとは逆で、つねにフレームフリーズが作成されるため、動きの無い映像はそのままで綺麗にフリーズでき、動いている部分のフリーズを作成した際はインターレース除去フィルターを手動で追加しなければなりませんでした。
(昔よくこれをし忘れたデータを渡されて仕上げで修正作業をしていました)
また、フィールドオプションで「ちらつき削除」はFCPの「フリッカフィルタ」と同じ仕上がりです。
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wb-ks様 以前もお世話になりました。今回も大変大変説明がわかりやすく、す〜っと作業工程をイメージできました。FCP7からの乗り換え(名残)で、意識なく今まで当たり前のようにおこなえた作業も、Premiereでは要所要所で『あれ?』ということによく遭遇します・・・^^;。些細な事かもしれませんが、また『あれ?』を投稿させていただきたいと思います。この度は本当にありがとうございました。