PDFを書き出す際に、Runtime erorr（VisualC++） が発生する

[住民活動係]

PDFを書き出す際に、Runtime erorr（VisualC++） が発生し、PDFを書き出すことができません。

対応策が分からず困っています。

他のファイルでは書き出すことができますが特定のファイルでエラーが発生します。

[assause]

特定のファイルということであれば、それにかかわる何かの要因が発生していることになります。

例えばですが、特定ファイルを配置している、何かのプラグインを利用したことがある、などです。

そうなるとその要因を探っていく必要が出てきます。

あとは一度IDMLに書き出し、それを開いた場合にどうなるかの確認もしてみましょう。

確実ではないにしても、IDMLにすることで問題がクリアになる場合があるためです。

なお質問される際はOSバージョンや具体的な利用バージョンなどを記載しましょう。

下記のジャパンフォーラムの使い方なども参考にしてください。

[住民活動係]

返信が遅れてしまい申し訳ござません。

ご回答、ご指摘いただきありがとうございます。

OSはwindows7、利用バージョンはCS5.5です。

IDMLに書き出してみましたが解消されませんでした。

色々探ってみたところ、配置しているファイル（eps形式）が問題を引き起こしているようです。

そのファイルを削除すると問題なくPDFに書き出すことができ、また、

問題のファイルは、見開きページの背景として2ページにまたがるように配置しているのですが、

1ページに収まるような大きさにしたところ、こちらも問題なく書き出すことができました。

今までにも見開きページで同じように配置しても問題はありませんでした。

このソフトを使うようになってからまだ日が浅く、対応策は全くわかりません。

前述のファイルを削除したり大きさを変えてみたり、ということくらいしか思いつきませんでした。

何か対応策がありましたらお教えしていただきたいです。

[assause]

本来はEPSだからといって何か起きるということはないはずですが、

そのEPSがどんなアプリケーションで作成されているものなのか、と、

Acrobat Distillerを使ってPDFにして配置した場合、

そのEPSを「新規ファイルに単独で配置した場合でも同様か」をチェックしたほうがよさそうです。

特に一番目は気になります。

そこで何か要因があるのかもしれない、と思うためです。

[住民活動係]

一眼レフで撮影した写真データ（JPEG）をPhotoshop（CS5.1）を使用して、

グレースケールに変換した後にEPSにしています。

Acrobat Distillerを使ってPDFにして配置した場合は同様のエラーが発生しました。

新規ファイルに当該EPSを単独で配置した場合は、エラーが発生しませんでした。

また、エラーが発生するInDesignファイルで当該EPSファイルとは別のEPSやJPEGを同様に配置してもエラーが発生しました。

[assause]

Photoshop EPSやJPEGだからっていってそういう問題も普通は発生しないので、少々厄介ですね……。

この場合はありとあらゆる方面から解決を図るくらいしかないところなんですが、

とりあえず下記について順に確認してみてください。

• PhotoshopでPSD形式にしたものを使った場合の確認
  （本来はPSDが推奨形式なので。EPSはレガシーなのであまり推奨されません）
• CS5.5全部を一度アンインストールして再インストール
  （InDesignだけ、Photoshopだけと思いましたがおそらくCreative Suite 5.5でしょうから全部にします）
• Vistal C++ Redistributeをアンインストールし、再インストール
  （CS5.5の年代的には2008 SP1 x86だと思いますが、2010 SP1 x86も入れてみてください）
  アプリケーション向けランタイム - 窓の杜

[住民活動係]

お教えいただいた解決策を全て講じましたが、解決には至りませんでした。

ひとつ、エラーが発生する条件がありました。

配置したEPSファイルは２ページにまたがり、背景画像として配置していると伝えていましたが、

オブジェクトの効果として「方向性のぼかし」を適用しています。

このぼかしの効果をなくすとエラーが発生しません。

このEPSファイルが問題ではなく、ぼかし効果が問題なのでしょうか。

ぼかしをかけていても、2ページにまたがるような大きさでなければエラーが発生しません。

別のファイルでの作業中、ぼかしをかけたものを配置したファイルでエラーが発生したので、

共通点を探してみたところ、気がつきました。

[assause]

透明処理を行っているとしたら、それによってメモリ不足等を起こしているなどの可能性はあります。

CS5.5は32bitアプリケーションですし、演算処理に負荷がかかるものだとメモリ量は逼迫しますから、

まずはそれを避けてどうなるのか、というところは出てきます。

同じ画像を縮小配置して、透明処理のかかる領域を狭めてみての確認をしてはどうでしょうか。

またメモリ処理としては、メモリ自体が物理的なエラーを起こしているかもしれません。

Windows 7マシンだとそれなりに長期利用していることもあるので、ハードウェア的なトラブルは

どうしても出てくる可能性もゼロではありません。

後は単純に、一般的なトラブルシューティングの確認も確認が必要になりそうです。

おかしいなと思ったら：Windows 版 InDesign CS5

それとは別になんですが、EPSファイルに透明処理を施すのは避けるのが無難といえます。

EPSは透明を許可しないデータ形式なので、その場合はPSDデータでの運用が無難といえます。

公式に出力手引き文書が出ているので、そちらも参考にしてみてください。

PDF & 出力の手引き 2018 – Adobe Creative Station

[住民活動係]

この度は、最後までご丁寧に回答くださり大変ありがとうございました。

基本的なことを全然理解しないままこのソフトを使用していたので、大変参考になりました。

トラブルシューティングも確認します。