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フレームレートが23.976fpsで、1時間44分2秒の動画があります。
これをPremiereに読み込ませると、1時間43分55秒の長さになってしまいます。
シーケンス設定を23.976fpsにしても長さは変わりません。
これは「フッテージを変換」でフレームレートを24fpsに指定した時と同じ長さになるので、
Premiereは23.976fpsを24fpsとして認識しているように思えます。
これを正しく23.976fpsの1時間44分2秒として読ませる方法はあるのでしょうか?
Windows10にてPremiereCC2017、2018、2019のどれも同じ表記になりました。
このズレのために編集時の時間指定に困っております。
何卒よろしくお願いいたします。
まず、
>フレームレートが23.976fpsで、1時間44分2秒
この1時間44分02秒という時間は、どのような方法で調べたものでしょうか?
>Premiereに読み込ませると、1時間43分55秒
premiere Proに限らずですが、23.976fpsの素材のタイムコードは「ノンドロップフレーム(NDF)」で扱われますので、実際の再生時間よりも短い表示(1/1.001)となります。
これは、59.94iの素材をNDFで扱うときと全く同じです。
つまり、Premiere Proの23.976fpsのシーケンスで1時間43分55秒になっているということは、実際の再生時間は約7秒ほど長くなりますので、1時間44分02秒になりますね。
なので、もし1時間44分02秒という数値が、実際にストップウォッチなどで再生時間を計測したものでしたら、Premiere Pro上で1時間43分55秒と表示されるのは全く問題なく正常な状態です。
別の見方をしますと、「タイムコードだけ」に関しては、お書きになられている
>Premiereは23.976fpsを24fpsとして認識しているように思えます。
という考え方で合っていま
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まず、
>フレームレートが23.976fpsで、1時間44分2秒
この1時間44分02秒という時間は、どのような方法で調べたものでしょうか?
>Premiereに読み込ませると、1時間43分55秒
premiere Proに限らずですが、23.976fpsの素材のタイムコードは「ノンドロップフレーム(NDF)」で扱われますので、実際の再生時間よりも短い表示(1/1.001)となります。
これは、59.94iの素材をNDFで扱うときと全く同じです。
つまり、Premiere Proの23.976fpsのシーケンスで1時間43分55秒になっているということは、実際の再生時間は約7秒ほど長くなりますので、1時間44分02秒になりますね。
なので、もし1時間44分02秒という数値が、実際にストップウォッチなどで再生時間を計測したものでしたら、Premiere Pro上で1時間43分55秒と表示されるのは全く問題なく正常な状態です。
別の見方をしますと、「タイムコードだけ」に関しては、お書きになられている
>Premiereは23.976fpsを24fpsとして認識しているように思えます。
という考え方で合っています。
59.94i(29.97fps)のタイムコードを30fpsで表記しているのと全く同じことです。放送用途では厳密に放送時間が決まっているので1時間に3.6秒もずれては大変なので、「ドロップフレーム(DF)」という手法でタイムコードを間引いてカウントする方法がとられています。
23.976fpsの素材をダイレクトに放送に使うことは無いので、タイムコード設定に24fpsのDFが存在しないのだと思います。
【追記】
本来の再生時間を知るだけでよろしければ、「オーディオユニット時間で表示」という機能が役立ちます。
「ソース」や「プログラム」ウィンドウ右下辺りのスパナ型のボタンや、シーケンス名右の三本横線のボタンから設定できます。
23.98fpsでタイムコード値は45分00秒00フレームですが、「オーディオユニット時間で表示」を選択すると……
実際には45分02秒強であることがわかります。
(シーケンスのタイムコードのスタート値が00:00:00:00以外では、オーデオユニット時間で表示するとスタート位置はキリの良い値になりません。)
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Ckun様
大変わかりやすいご回答ありがとうございました!
>23.976fpsの素材のタイムコードは「ノンドロップフレーム(NDF)」で扱われます
ここの所を理解しておりませんでした。
勉強させて頂きました。
追記での「オーディオユニット時間で表示」を使っての対応策も大変助かりました。
これがわかるだけでも大きく違います。
今後活用させて頂きます。
ありがとうございます!