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スペック
PC:Windows 10 Pro / RAM 64GB / i7-7820X / GPU GeForce GTX 1070
Premiere Pro CC / Media Encoder CC (どちらも最新バージョン)
NINJAVという製品(https://www.atomos-japan.com/products/ninja-v )
を介して撮影された10bit、4K映像を編集して書き出したいのですが、
どうしてもコントラストが下がってしまい、Premiere内で色や明るさを調整したような感じで出力されません。
Premiereフォーラムの似たような質問をのぞいてみたり、
Adobeのシーケンス設定も参考にしてH.264以外(クイックタイム等)で書き出してみましたが、
全てコントラストが低く編集内容が反映されていませんでした。
仕事の映像のため結果画面をお見せすることはできないのですが、
どうすれば10bitのデータが書き出す映像にも反映されるのでしょうか?
設定に問題があるのか…どうにも分からないのでご助言いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
改めて検証しましたら、前回の返信内容に誤りがあることがわかりました。
今回の問題にAtomos製レコーダー使用の有無は関係なく、ProResコーデックのうち「422」のものにて発生することがわかりました。先日の検証では、たまたま手元にあった他社製NLEソフトで書き出したファイルがProRes444だったので、誤認しておりました。不正確な情報を返信してしまい、申し訳ございません。
ひとつまえのバージョン(CC2019 13.0.3)に戻すと症状が出ませんので、直近のアップデートで出てきたバグだと思います。
なお、非圧縮4:2:2 10bitや、GoProCineForm YUV10bitでは症状が出ないようですので、10bit素材に関する問題ではなくProRes 422ファミリーに限定された問題ではないかと思います。
ちなみに、私は未だCC2018をメインで使用しておりますが、ProRes書き出し用に入れているCC2019は、今回の一件で13.1から13.0.3に戻しました。
たぶん、仕事中にこの症状に遭遇していたら冷や汗ダラダラで対応する羽目になっていたと思うので、事前に知ることができて助かりま
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こんにちは。
いくつかお聞きしたいことがあります。
収録時のコーデックは何になりますでしょうか?
10bitデータ以外は正常に書き出されている感じでしょうか?
書き出し時のレンダラーは何に設定されていますか?
レンダラーを別のものに切り替えてみてお試しいただいてもよろしいでしょうか?
可能であれば、PremiereProの画面上に表示されている映像と、書き出した後の映像を
スクリーンショットで見せていただくことは可能でしょうか?
以上宜しくお願いします。
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PCM ittsuiさん
コメントありがとうございます。
収録時のコーデックは何になりますでしょうか?
>QuickTimeです。編集に使用している素材映像の内の一つのデータ情報を下記に記します。長くて恐縮ですが、参考になれば幸いです。
==================
General
Format : MPEG-4
Format profile : QuickTime
File size : 12.6 GiB
Duration : 2 min 14 s
Overall bit rate mode : Variable
Overall bit rate : 806 Mb/s
Encoded date : UTC 2024-07-18 16:28:19
Tagged date : UTC 2024-07-18 16:28:19
Writing library : Apple QuickTime com_atomos_hdr_gamut : Rec709 com_atomos_hdr_gamma : Rec709 com_atomos_hdr_monitormod : Native com_apple_proapps_image_T : Atomos com_apple_proapps_image_T : NinjaV com_apple_proapps_image_T : 10
Video ID : 2
Format : ProRes
Format version : Version 0
Format profile : 422 HQ
Codec ID : apch
Duration : 2 min 14 s
Bit rate mode : Variable
Bit rate : 804 Mb/s
Width : 3 840 pixels
Height : 2 160 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 FPS
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:2
Scan type : Progressive Bits/(Pixel*Frame) : 3.235
Stream size : 12.6 GiB (100%)
Writing library : atms
Language : English
Encoded date : UTC 2024-07-18 16:28:19
Tagged date : UTC 2024-07-18 16:28:19
Color primaries : BT.709
Transfer characteristics : BT.709
Matrix coefficients : BT.709
==================
10bitデータ以外は正常に書き出されている感じでしょうか?
>そうですね、mp4の映像データも編集に使っていますが、そちらは編集内容がちゃんと反映されています。
書き出し時のレンダラーは何に設定されていますか?
>レンダリングソフトということでしょうか?
Adobeのメディアエンコーダーを使用しています。
レンダラーを別のものに切り替えてみてお試しいただいてもよろしいでしょうか?
>やってみます!
書き出し時に試コーデックは、h264、クイックタイム、辺りでしょうか…色々試しました。試して書き出しても再生できなかったり(DNxHDとか)。HEVC(H.265)も試そうとしましたが、書き出しに2時間ほどかかってしまいそうだったのと、メディアエンコーダーの書き出し中のプレビューで結果が反映されていないことが分かったため断念しました。。
映像は、仕事関連でまだ外に出ていない映像のためお見せすることができません…すいません。
以上のような感じです。
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Windows版のPremiere Pro CC2019 (13.1)にて、Atomos製レコーダー(SAMURAIとASSASSIN)で収録したProRes素材で確認したところ、症状が再現しました。ほかのノンリニア編集ソフトで書き出したProRes素材では症状が出ないようです。
(4/16修正・追記)この部分に誤りがありました。改めて確認したところ、ProResのうち「422」のもので症状が出ることがわかりました。Atomos製レコーダーで記録したファイル以外でも、FCP7, FCPX10.4, Davinci Resolve15, そしてPremiere Pro自身で書き出したファイルでも症状が出ます。ProRes444あるいは444XQのファイルでは症状が出ないため、誤認していました。お詫びして訂正いたします。 (追記終わり)
少々厄介で、「シーケンス設定」のビデオプレビューにある「最大ビット数」のチェックの有無、プログラム画面右下のスパナアイコン(設定…)にある「高品質再生」のチェックの有無、「環境設定」の「一般」の「カラーマネージメント」チェックの有無、それぞれの違いで挙動が変わってしまうのですが、Atomos製レコーダーで収録されたProRes素材を「最大ビット数」で扱うと、不必要なレンジの圧縮が行われてしまうようです。
深く検証する時間が無いので次善の策になってしまいますが、書き出し時に「最大深度に合わせてレンダリング」のチェックを入れずに書き出すと、この症状は出ないようです。
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10bit素材であることが原因である可能性は、少し低いように思います(コーデックが原因である可能性はあり得ます)。
映像は権利上お見せいただくことができないとのことですので、もう少し具体的な作業の手順とどの段階で「本来よりコントラストが低くなった」のか、お教えいただけますでしょうか。
文面からは、Premiere Pro上で明るさ調整など行ったところまでは正常で、H.264やQuickTime(CineFormでしょうか)への書き出し結果のみがコントラストが下がっているように読み取れますが、念のため確認できればと思います。
具体的には、
などなどわかりますと、原因の見当がつくかもしれません。
また、かのうでしたら「HDカラーバー」をシーケンス冒頭や末尾などにつけて書き出してみていただき、カラーバーのコントラストも変になってしまっているか確認していただくと、原因がつかみやすいと思います。
なお、10bit収録の素材の諧調を生かすためには、32bit対応のエフェクトを使う、ソフトウェアレンダリングの際は「最大ビット数」でレンダリングされるよう設定する必要があったと記憶しています。
(いま、手元にPremiere Pro環境がないので正確に確認できませんが……)
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Ckunさん
お返事ありがとうございます。
映像は権利上お見せいただくことができないとのことですので、もう少し具体的な作業の手順とどの段階で「本来よりコントラストが低くなった」のか、お教えいただけますでしょうか。
文面からは、Premiere Pro上で明るさ調整など行ったところまでは正常で、H.264やQuickTime(CineFormでしょうか)への書き出し結果のみがコントラストが下がっているように読み取れますが 、念のため確認できればと思います。
>編集に時間がかかり、今回の編集に関しては今日までしっかりとした書き出しを行ってきていませんでした。。
(よくないですね。。)
Premiereの編集画面上で見る限りは、Lumetriで調整した内容はしっかり反映されていて、
Lumetriスコープの反応も、未調整・調整後と、正常に反応しているようです。
>PCM ittsuiさんにも送った情報を画像で添付します(先ほど画像が送れなかったので改めて同じ情報になります)
添付画像の情報だと、コーデック選択はProResになると思います。
>カラーバーは収録していないので、詳細なことまでは分かりませんが。。明らかに以上が認められるようなことはなかったです。
私自身が撮影したわけではないのですが、一部撮影現場に立ち会って確認していて、その時「コントラストを低めに撮影してほしい」と撮影者の方には伝えていました。
その後持ち帰ったデータを確認したときは、現場で確認した内容と相違なかったと記憶しています。
>コントラストが低いと感じたのは、書き出した映像をウィンドウズの「映画&テレビ」で確認したときに気が付きました。
Premiere上では編集結果がしっかりと反映されているので、書き出しかシーケンスの設定に問題があるのかと考えました。
>今回は後者のような状態です。少し、しかしカットによっては明らかにコントラストが低く、
色も調整したものより少しずれているように見える状態です。
未調整で出力したものも、Premiereの画面と比べるとやはりコントラストが落ちていました。
>色、明るさ調整にはLumetriカラー、レンダラーはAdobeMediaEncoderを使用しました。
また、かのうでしたら「HDカラーバー」をシーケンス冒頭や末尾などにつけて書き出してみていただき、カラーバーのコントラストも変になってしまっているか確認していただくと、原因がつかみや すいと思います。
>添付のような結果になりました。特に変化はないように見えますがどうでしょうか。。
なお、10bit収録の素材の諧調を生かすためには、32bit対応のエフェクトを使う、ソフトウェアレンダリングの際は「最大ビット数」でレンダリングされるよう設定する必要があったと記憶 しています。
>32bit対応Effect…盲点でした。。しかしLumetriカラーは対応しているようなので、問題はそこではないということでしょうか。。
書き出し時のソフトウェアのレンダリング設定は「最大ビット震度に合わせてレンダリング」にチェックは入れているので大丈夫かとは思いますが。。
以上、長くなりましたが現状です。
細かなご指示本当に助かります。
これで何が原因が分かればよいのですが。。
何卒ご助言のほどよろしくお願い致します!
▼MOVデータ詳細です
▼左:Premiere画面、未調整/右:書き出し後「映画&テレビ」再生、未調整
▼左:Premiere画面、Lumetri調整/右:書き出し後「映画&テレビ」再生、Lumetri調整
▼左:Premiere画面、カラーバー/右:書き出し後「映画&テレビ」再生、カラーバー
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*追記*
書き出し結果は全てお見せすることはできないので、画面の一部だけ切り取る形にしてみました。
ボケ部分でもうしわけないのですが。。
PCM ittsuiさん、Ckunさん、またその他何かわかる方がいらっしゃいましたら、
何卒よろしくお願い致します!
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詳細な情報をいただき、ありがとうございました。先ほどはご返信の承認待ちと入れ違いになってしまったようで、ご返信内容を拝読していない状況で投稿しておりました。
改めまして、ご返信の画像を拝見する限り、私の手元の環境でも発生している「Atomosのレコーダーで記録したProRes素材のレンジが、最大ビット数で扱うと圧縮されてしまう」症状と同じであるように思います。
これは、今軽く確認した限りではCC2018(12.1.2)では発生しないようです。また、先にも書きましたように、「書き出し設定」の「基本ビデオ設定」にある「最大深度に合わせてレンダリング」を外して書き出し、もしくはキューを送って書き出しますと、症状が出ないようです。
都合により詳細な確認をしていないので、もっと良い解決方法があったり、私の検証が間違っている可能性もあります旨、ご了承くださいませ。
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Ckunさん
ご丁寧なご助言ありがとうございます!
「最大深度に合わせてレンダリング」を始め、環境設定で「カラーマネージメント」にチェックを入れていたのでそれを外して、
H.264で書き出したところ、ちゃんと編集内容が反映されて書き出されました!!
本当に本当に助かりました、ありがとうございます!
良かれと思って行っていた設定が、まさか仇になるとは思いませんでした。。
10bitへの認識の甘さを痛感しております。
Premiereだからどんな形式が来てもなんとかなるだろうという、ソフトへの甘えも出ていました。
このことを突き止めてくださった検証力が本当にすごいです。
これで改めて見せたかったものを先方に見せることが出来そうです。
ありがとうございます!
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saorin23380911さん
解決してよかったです。
ちなみに今後のためにお聞きしたいのですが・・・
直ったきっかけは
・「最大深度に合わせてレンダリング」
・「カラーマネージメント」
どちらの設定が原因でしょうか?
よろしくお願いします。
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PCM ittsuiさん
ご質問ありがとうございます。
ご質問をいただいて、比較をしていなかったので先ほど試してみました。
一番の原因は、「最大深度に合わせてレンダリング」のようです。
カラーマネジメントのチェックを外し、最大深度~にチェックを入れて書き出したところ、
Premiereの編集内容が反映しきれていないデータが書き出されました。
カラーマネジメントにだけチェックを入れて最大深度~は外して書き出すと、
ちゃんと編集内容が反映されたデータが書き出されました!
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PCM ittsuiさんへ
いろいろ端折って書いてしまったため、わかりにくくなってしまい申し訳ございません。saorin23380911さんのご返信の通り、「最大深度~」のチェックを外すだけで回避できます。もっとも、本来であればチェックを入れても問題ないはずなので、最新バージョンのPremiere Proのバグだと思います。
シーケンスの設定で「最大ビット数」にチェックを入れている場合、「高品質再生」のチェックが入っているときは常に最大ビット数で処理された結果が表示され、「高品質再生」のチェックが入っていない場合は停止中のみ最大ビット数で処理された結果が表示されます(GPUレンダリング使用時。ソフトウェア処理時の挙動は今回はまだ調べておりません。)。そのため、今回問題が起きているAtomosのレコーダーで記録された素材を扱う場合、上記組み合わせのうち「最大ビット数」で再生される条件下では、プログラム画面の表示においても書き出し時に起きた問題と同じことが発生します。
つまり、シーケンスの設定で「最大ビット数」にチェックが入っている状態で「高品質再生」のチェックが入っていない場合は、再生中は正しい色調で表示され、再生を停止するとレンジが圧縮されたコントラストが弱い映像になります。
シーケンスの設定で「最大ビット数」にチェックが入っている状態で「高品質再生」のチェックが入っている場合は、再生中・停止中共にレンジが圧縮された映像として表示されます。
これは、Lumetriスコープ上の表示や、ビデオインターフェース経由のSDI出力でも同様です。
パソコンモニター上のプログラム画面の表示については、「カラーマネージメント」の設定の影響を受けるわけですが、なぜか私の手元の環境(sRGBのディスプレイ使用)では、カラーマネージメントがONの場合、レンジが狭くなる症状が出ている状態(LumetriスコープもSDI出力も黒浮き・白レベル低下が発生している状態)でプログラム画面がちょうどよい感じで表示されてしまい、症状が出ていない状態(LumetriスコープとSDI出力が正常)で、プログラム画面のコントラストが高く表示されました。
そのあたりのことは詳しく検証する時間がなかったのですが、一応見え方に変化があり得るということで、カラーマネージメント設定についても軽く触れておりました。
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なるほど!!
ご丁寧に情報ありがとうございます!
今後に活かします!
またよろしくお願いいたします!
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saorin23380911さんへ
とりあえず急場はしのげそうで何よりです。しかしながら、10bit素材の精度を生かして書き出す場合、saorin23380911さんが設定していただいた通り「最大深度に合わせてレンダリング」のチェックを入れる方が正しいわけでして、今回の問題はPremiere Pro最新版とAtomos製レコーダーで収録した素材の間で発生するバグだと思います。
余談ですが、10bit素材を高品質に処理したいとき、うっかりミスで8bitで処理されてしまっても映像を見ただけでは「気づかない」ことがあります(ノイズが少ないカメラでLog収録した場合は、比較的平坦な柄の部分で8bitと10bitの差に気づくと思います)。
おそらく、今回「最大深度~」のチェックを外して書き出していただいた映像をご覧いただいても、諧調の面で画質にご不満を感じることは無いのではないかと思います。
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Ckunさん
ご丁寧な解説、大変勉強になります…!ありがとうございます!
今回のことは、Adobeに報告すべき内容ということなんですね。。
どのように報告すればよいかまとめておこうと思います。
相談しなければ絶対に気が付かなったことなので、本当に助かりました。
仕事が絡んでいることもあってこのまま分からなかったらと思うと、ちょっとゾッとしました。。
解説頂いたシーケンス設定「最大ビット数」と編集画面の「高品質設定」のチェックの有無から出る結果を確認しましたが、
おっしゃられている通りの現象が発生しました。
バグがいつ改善されるか分かりませんが、今後しばらくは10bit素材を扱う編集は、
書き出し設定は「最大深度~」はチェック無し、でいきたいと思います。
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改めて検証しましたら、前回の返信内容に誤りがあることがわかりました。
今回の問題にAtomos製レコーダー使用の有無は関係なく、ProResコーデックのうち「422」のものにて発生することがわかりました。先日の検証では、たまたま手元にあった他社製NLEソフトで書き出したファイルがProRes444だったので、誤認しておりました。不正確な情報を返信してしまい、申し訳ございません。
ひとつまえのバージョン(CC2019 13.0.3)に戻すと症状が出ませんので、直近のアップデートで出てきたバグだと思います。
なお、非圧縮4:2:2 10bitや、GoProCineForm YUV10bitでは症状が出ないようですので、10bit素材に関する問題ではなくProRes 422ファミリーに限定された問題ではないかと思います。
ちなみに、私は未だCC2018をメインで使用しておりますが、ProRes書き出し用に入れているCC2019は、今回の一件で13.1から13.0.3に戻しました。
たぶん、仕事中にこの症状に遭遇していたら冷や汗ダラダラで対応する羽目になっていたと思うので、事前に知ることができて助かりました。
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Ckunさん
改めての検証、ありがとうございます!
ProRes422関連がどうもあやしいということですね。
この辺りに関する知識がまだまだ乏しく、しんどい経験ではありますがためになりますね。
(バグは起こってほしくはないですが…)
Ckunさんはメインの他に、書き出し用としてもPremiereを使っているんですね!
そうした発想がないので目から鱗というか…驚きです。
プロの方は用途に合わせてうまくソフトを使い分けられるんですね。
私はなかなかそこまで細かな管理ができませんが、こうした不具合を回避する一つの方法なんですね。
勉強になります!
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前回の10bitの不具合が再発したので記録しておきます。
Premiere Pro CC (13.1.2)/ Media Encoder CC(13.1)
この投稿の一番最初と同じ、
NINJAVという製品(https://www.atomos-japan.com/products/ninja-v )
を介して撮影された10bitの素材にLUTを当てて4KサイズでMediaEncoderから書き出したところ、
コントラストが低い状態でまた書き出されてしまいました。
しかし、いくつかの映像素材のうちの一部はPremiereで当てたLUT通りの色味に書き出され、
その他(特にSLog用のLUT)の素材は色味など若干しか反映されていない状態でした。
このスレッド内に投稿されている対応方法(最大ビット数のチェック外す等)を試したのですが、
状態が改善されず、Premiereの「書き出し」を試したところLUTが正常に反映されました。
最新バージョンによる不具合なのか、私のPCだけの問題なのか、詳細は不明ですが、
不具合再発と一応Premiereでの書き出しで対処できたので記録として残します。
*前回の不具合についてはAdobeにも報告したのですが、
報告が初めてだったこともありうまく伝わっているのかよく分りません。。
今回もただの不具合だった場合は、また報告を入れようかと思います。
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Premiere Proの「書き出し」ではなく、「キュー」を送ってMedia Encoderで書き出しさなっていたのですね。
そういうことですと、ProRes 422 の読み込みでレベルが変わってしまう問題とは別の原因かもしれません。
私の手元の環境で再現できないので原因や解決法はわからないのですが、キューを送ってEncoreで書き出すとSLog用LUTが反映されないという現象はたまに聞きます(外部から読み込んだLUTで問題が起きやすいのかもしれません)。
解決なさったかどうかわからないのですが、こちらのフォーラムにも似たような症状について書き込みがありました。
Premiere Pro 13.1.2でもProRes 422 のレベルが変わる現象は直っていないようで、私は未だに13.0.3にとどめております(仕事では更に前の12.1.2を使ってます……)。後ほど、改めて13.1.2でも検証してみようと思っています。
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Ckunさん
いつもありがとうございます!
そうなんです!普段からMediaEncoderで書き出していました。前回もそうです(詳しく記載していなくすいません)。
URLもご共有いただきありがとうございます。
共有いただいたURLを拝見しましたが、LUTの読み込み方法による不具合かもしれません。
今回のファイルに関しては、LUTを「参照」からではなく全てPremiereのLUTフォルダに入れて読み込ませた中から当て込んでいました(参照から探すのが毎回手間になるため)。
ですが、1年ほど前に編集した別ファイルにも多数のカットにLUTを当て込んでいたのですが、それは確か「参照」からLUTを読み込んでいました。
だからなのか、MediaEncoder経由で今まで通り書き出させたところ正常に書き出せました(映像素材はProRessではないのですが)。
一度アップグレードするとダウングレードするときに最新のバージョンは残せなくなるんですよね。
設定などいろいろ面倒な気もしますが、ダウングレードしたほうがいいのかもしれませんね。。
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LUTがらみの問題は検証しておりませんが、ProRes 422の問題を再検証しました。前回はWindows版のPremiere Pro 13.1.0で症状が出出ていましたが、今回13.1.2で検証しても症状が出ました(最大ビット数で処理する場合)。
諸々の都合上、非圧縮とProResの二つのファイルは、Apple Final Cut Pro 7.0.3で書き出したものを使っております。Premiere Pro 13.1.2でProRes 422 HQ書き出しした素材を読み込んでも症状が出ることは確認しましたので、ProResファイルの作成元に関わらず症状が出ると思います。
この画像の通り、ProRes素材は誤ってフルレンジ→リミテッドレンジの変換がかかってしまっています。
ちなみに、Premiere Pro 13.0.3ではこの問題は発生しません。
Premiere Pro 13.1.2でも「最大深度に合わせてレンダリング」のチェックを外すとこの問題は起きないと思いますが(今回時間の都合で書き出しはチェックしておりません)、以前の返信にも書きました通り、各色10bitのProRes素材も8bitの処理となってしまいます。
ノーマルのルックで撮影された素材でしたら8bitで処理してもさほどアラは出てこないと思いますが、Log収録した素材の場合は注意が必要かと思います。
現状では、WindowsでProRes素材を読み込んで使用する場合、Premiere Pro 13.1.xで編集を開始することは適切ではないと思っております。
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Ckunさん
検証いただきありがとうございます!
今回、最新バージョンで書き出し項目の「最大深度のビット数」のチェックを外しても症状が起こっていました。
幅広い映像素材を正常かつスムーズに書き出そうと思えば、やはりダウングレードするほうが良さそうなので、そうしようかと思います。
今回も迅速なお返事で大変助かりました!
ありがとうございます!